元彼にブロックされてつらい…自分だけが苦しい失恋から抜け出す方法

あいちゃん 恋愛・結婚

どうして私だけ?思い出のループから抜け出せない夜

ふとした瞬間に、胸の奥がキュッと締め付けられることはありませんか?

街ですれ違った人の香水、ふいに入ったお店で流れていたあの頃のヒット曲、あるいは、季節の変わり目の少し冷たい夜風。そんな些細なことがトリガーになって、もう終わったはずの恋の記憶が、まるで昨日のことのように鮮明に蘇ってくる。

「あんなに楽しかったのにな」「どうしてこうなっちゃったんだろう」

そして、どうしようもない未練と確認するような気持ちで、彼のSNSを開こうとする。でも、そこに表示されるのは「このページは存在しません」とか「投稿がありません」という、冷たい画面だけ。そう、彼からは完全にブロックされているという現実を、何度も何度も突きつけられるのです。

その瞬間、たまらない虚無感と、そして何よりも強い「不公平感」が押し寄せてきませんか?

「彼の方はもう私のことなんて完全に切り捨てて、自分の新しい人生を楽しく生きているのに。どうして私だけが、こんな風に過去に縛られて、彼を思い出しては勝手に苦しんでいるの?」

こんなの、絶対に割に合わない。悔しい。みじめだ。私だって早く忘れて、次のステップに進みたい。彼の記憶なんて、自分の中から綺麗さっぱり消去してしまいたい。

そう思えば思うほど、脳は皮肉なもので、ますます彼のことを強く意識してしまいます。「忘れなきゃ」と自分に言い聞かせるたびに、まるで底なし沼に足を踏み入れたように、過去の思い出のどつぼにはまっていく。

私も、まさに今、そんな夜を過ごしていました。仕事から帰って、誰もいない部屋でスマホを握りしめながら、一人で勝手に傷ついて、勝手に疲弊して。手取り20万、ただでさえ毎日生きるのに必死なのに、なんでこんなに心まで消耗しなきゃいけないの?

このままじゃ自分がダメになってしまう。どうにかしてこのループから抜け出したい。

そう思った私は、助けを求めていつもの喫茶店へと向かいました。そこには、私のモヤモヤをいつも違う角度から吹き飛ばしてくれる、頼もしい仲間たちがいるからです。

同じように「彼を思い出して苦しくなる自分が嫌だ」「綺麗に忘れたい」と悩んでいるあなた。どうか、一人で抱え込まないでください。今日は、私と一緒に、この苦しい執着を手放すためのヒントを探しにいきましょう。

相談タイム:忘れたいのに忘れられない!この地獄からの脱出法は?

カランコロン、とレトロなベルの音を響かせて喫茶店のドアを開けると、そこにはいつものようにカウンターの奥でコーヒーカップを磨いているマスターのテキトー紳士と、スマホで自撮りをしながら派手なネイルを光らせているギャルのあいちゃんの姿がありました。

モヤ子:「……はぁ。もう、人生やり直したい……いや、せめて脳みそだけ初期化したい……」

私がカウンターに突っ伏して深いため息をつくと、テキトー紳士はゆっくりとブレンドコーヒーを私の前に置きながら、ふふっと笑いました。

テキトー紳士:「どうしたんだい、モヤ子ちゃん。今日は一段と肩が落ちているね。まるで世界の終わりみたいな顔をしているじゃないか。コーヒーが冷める前に、その重たい荷物を少し下ろしてみたらどうだい?」

あいちゃん:「えー、モヤ子先輩やば!オーラがどす黒いんだけど!仕事でやらかした?それとも推しが結婚でもした?」

モヤ子:「違うの……元彼。昔別れた彼氏のこと、最近また思い出してしまって……。しかもね、私、彼からSNSとかLINEとか、全部ブロックされてるんだよ?相手はもう私のことなんて視界の端にも入れてないのに、私だけがこんなに引きずって、勝手に思い出して苦しくなってる。その事実が、たまらなく嫌なの。悔しいの。どうやったら綺麗さっぱり忘れられるのかな……」

私は、せきを切ったように今の苦しい胸の内を吐き出しました。自分だけが立ち止まっている不公平感。忘れたいのに思い出してしまう脳のバグ。すべてを語り終えると、少しだけ呼吸が楽になった気がしましたが、それでも心のモヤモヤは晴れません。

すると、私の話を聞いていたあいちゃんが、突然パチン!と指を鳴らして、満面の笑みを浮かべました。

あいちゃん:「えっ、ちょっと待って!それ、最高にウケる展開じゃない!?モヤ子先輩、何でそんなに落ち込んでるの!?」

モヤ子:「は!?最高?ウケる?どこが!?私、ブロックされてるんだよ!?完全にシャットアウトされてるんだよ!?」

あいちゃん:「だからだよ!あのさ、本当にどうでもいい相手のこと、わざわざブロックする?本当に無関心なら、ミュートにするか、視界に入っても『あー、元気そうじゃん』で終わりでしょ。わざわざ『ブロック』っていう手間をかけて、自分の世界から物理的に排除しないと平静を保てないってことでしょ?それって、元彼はモヤ子先輩の存在をめちゃくちゃ意識しまくってるってことじゃん!大勝利!!」

モヤ子:「え……?ブロック=意識してる……?」

あいちゃん:「当たり前っしょ!『これ以上モヤ子を見たら俺の心が揺さぶられちゃうから、見えないようにしよう!』って逃げただけじゃん。ダッサ!ウケる!モヤ子先輩の存在感が強すぎて、向こうは耐えきれなかったんだよ。だから、モヤ子先輩が『私だけが苦しい』って思う必要、マジで1ミリもないから!」

モヤ子:「そ、そうなの……?でも、私だけが過去を思い出して泣きそうになってるのは事実だし……」

目から鱗の解釈に少し心が軽くなったものの、それでもフラッシュバックする記憶の苦しさは消えません。すると、今まで黙って聞いていたテキトー紳士が、ゆっくりと口を開きました。

テキトー紳士:「モヤ子ちゃん、君はね、『忘れよう、忘れよう』と努力しすぎているんだよ。記憶っていうのは、消そうとすればするほど、脳に深く刻み込まれてしまうものなんだ」

モヤ子:「でも、思い出したら苦しいんです。だから忘れたいんです!」

テキトー紳士:「わかるよ。でもね、人間の脳みそは『ピンク色の象を想像しないでください』と言われると、どうしてもピンク色の象を想像してしまうようにできている。君が『元彼のことを忘れよう』と念じている時間は、そっくりそのまま『元彼のことを考えている時間』なんだよ。自分でわざわざ、彼にスポットライトを当て続けているようなものさ」

モヤ子:「じゃあ、どうすればいいんですか……。このまま一生、思い出すたびに苦しまなきゃいけないの?」

テキトー紳士:「適当でいいんだよ、適当で。思い出しちゃったら、『あー、また思い出しちゃった。まあ、人間だもの、そんな日もあるよね』って、そのまま受け流せばいい。執着っていうのは、握りしめた砂みたいなもんでね。力を入れて強く握ろうとすればするほど、指の隙間からサラサラとこぼれ落ちていくし、手のひらが痛くなるだけだ。逆に、手のひらをパーに開いていれば、砂はそのままそこにあるけど、痛みはない。記憶に鍵をかけずに、心の部屋の隅っこに放置しておけばいい。そのうちホコリをかぶって、景色の一部になっちまうさ」

モヤ子:「ホコリをかぶるまで、待つ……?」

あいちゃん:「そうそう!忘れるんじゃなくて、新しい超ハッピーな記憶で上書き保存していけばいいだけ!彼氏のこと思い出しちゃうのは、今のモヤ子先輩がちょっと暇だからだよ!『元彼のことを考える時間』を物理的にゼロにしちゃえばいいの!自分が最高に楽しんで、最高に可愛くなることが、一番の復讐だしね!」

モヤ子:「上書き保存……自分が楽しむのが一番の復讐……」

テキトー紳士:「彼が君をブロックした世界で、君が一人で勝手に苦しんであげる義理なんてないだろう?君は君の人生の主人公なんだ。誰かのエキストラをやってる暇はないよ。君が笑って美味しいものを食べて、ぐっすり眠る。それだけで、君の人生は完璧なんだから」

あいちゃんとテキトー紳士の言葉が、凝り固まっていた私の心にじんわりと染み込んでいきました。

そうだ、私は「彼からどう思われているか(ブロックされているか)」ばかりに気を取られて、自分自身の心をいじめることに加担してしまっていたんだ。

忘れるために必死になるんじゃなくて、ただ「思い出しちゃった自分」を許してあげる。そして、彼との記憶がホコリをかぶるくらい、今の自分の人生を忙しく、楽しく彩っていく。それが、このどつぼから抜け出す唯一の方法なのかもしれない。

解決策:過去の執着を手放し、今の自分を生きるための3つのアクション

喫茶店での対話を経て、私は「忘れようとする努力」をやめることにしました。その代わり、自分にフォーカスを当てて、新しい記憶で心を満たしていくための具体的な行動を起こすことにしたのです。

ここでは、私と同じように過去の恋愛に縛られて苦しんでいるあなたに向けて、今日からできる3つの具体的な解決策をご紹介します。

1. 感情のデトックス!「思い出しちゃった」を受け入れる儀式

どうしても彼を思い出してしまって苦しい時、まずは「こんなこと考えちゃダメだ」と自分を否定するのをやめましょう。悲しい、悔しい、寂しいという感情は、無理に押し殺すといつか爆発してしまいます。

思い出しそうになったら、その感情を思い切り外に出す「デトックス」の時間を意図的に作ります。

おすすめは、ノートに今の感情をすべて書き殴ることです。 「ブロックするなんて最低!」「あんなに尽くしたのに!」「でもあの時の旅行は楽しかった」「どうしても連絡したい」など、頭に浮かんだ言葉をフィルターをかけずにすべて紙に書き出します。

そして、書き終わったら、そのページをビリビリに破いてゴミ箱に捨てましょう(火の扱いには注意が必要ですが、安全な場所で燃やすのも効果的です)。

これをすることで、脳内に渦巻いていたモヤモヤが物理的に外へ排出され、「はい、今日の分の執着はこれでおしまい!」と区切りをつけることができます。テキトー紳士が言うように、感情に蓋をせず、ただ「そこにあるもの」として一旦受け入れ、そして手放す。このサイクルを繰り返すことで、少しずつ波が穏やかになっていくのを感じるはずです。

2. 自分を徹底的に甘やかす!「ご自愛アップデート」大作戦

あいちゃんの「自分が最高に楽しむのが一番の復讐」という言葉の通り、彼に使っていた時間とエネルギーを、今度は100%、自分自身のために使いましょう。

失恋で傷ついた心と体は、あなたが思っている以上にダメージを受けています。今はとにかく、自分を甘やかして、自分の価値を自分で高めてあげる時期です。

いつもは買わないちょっと高級な入浴剤を買ってみる。週末に一人でプチ旅行に出かけて、美味しいものを好きなだけ食べる。ずっと気になっていた美容室で、思い切って髪型を変えてみる。

心がどうしても過去に向いてしまう時は、別の世界に没入するのもひとつの手です。例えば、時間を忘れて読み耽ることができる電子コミックの読み放題サービスに登録して、ハッピーエンドの恋愛漫画や、スカッとする異世界モノを一気読みするのもおすすめです。あるいは、自宅でできるオンラインヨガで、体と心の緊張をほぐし、自分自身と深く向き合う時間を作るのも素晴らしい自己投資になります。

大切なのは、「彼がいなくても、私はこんなに楽しくて幸せだ」という事実を、自分自身に証明してあげること。あなたが内側から輝き始めた時、元彼の存在は、あなたの人生という広大なキャンバスの、ほんの小さな「過去の点」に変わっていきます。

3. 「思い出しちゃった時」のテキトールーティンを決めておく

それでも、ふとした瞬間に彼が頭をよぎることは絶対にあります。それは人間の脳の仕組み上、仕方のないことです。

そんな時のために、「思い出しちゃった時専用のルーティン(ルール)」をあらかじめ決めておきましょう。

例えば、

  • 彼の名前が頭に浮かんだら、スクワットを10回する。(筋肉は裏切らないし、物理的にスッキリします!)
  • 思い出しそうになったら、即座に大好きな推しのライブ映像を再生する。
  • 「あ、また思い出した!」と声に出して言い、コップ一杯の冷たい水を一気飲みする。

どんなくだらないことでも構いません。思考が過去に引きずり込まれる前に、別の物理的なアクションで脳の回路を強制終了させるのです。

これを繰り返すうちに、脳は「元彼のことを考えても、すぐに別の行動で上書きされる」と学習し、次第に思い出す回数自体が減っていきます。テキトーに、ゲーム感覚で取り入れてみてください。

もし、どうしても夜眠れないほど辛い時は、過去の自分を許すための考え方をまとめた別の記事も参考にしてみてくださいね。一人で抱え込まず、色々な方法を試しながら、自分に合った処方箋を見つけていきましょう。

まとめ:あなたの人生の主役は、あなた自身!

元彼からブロックされて、自分だけが過去にとらわれているような感覚。それは本当に苦しくて、みじめで、不公平に感じるものです。

でも、今日から少しだけ視点を変えてみてください。 彼がブロックしたのは、あなたを忘れるためではなく、あなたの存在が大きすぎて直視できなかったから。 そして、あなたが彼を思い出してしまうのは、あなたが弱かったり未練がましいからではなく、ただ人間の脳がそういう風にできているだけ。

「忘れなきゃ」と自分を追い詰めるのは、もうやめにしましょう。 思い出してしまったら「あーあ、またか」とテキトーに受け流し、その分だけ、今の自分を思い切り甘やかして、ハッピーな予定でスケジュールを埋め尽くしてください。

モヤ子:「私、もう自分のために時間を使うことに決めた!あんな男のことで悩んでる暇があったら、新作のフラペチーノ飲んで、ネトフリ見て笑ってやるんだから!」

あなたがあなたらしく、笑顔で毎日を楽しんで生きること。それが、過去の恋への最高のお別れであり、あなた自身への最高のプレゼントです。 焦らず、ゆっくりと。あなたのペースで、心のホコリを払っていきましょう。応援しています!

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