クズ男を好きになる…これって私だけじゃないよね?
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先日、こんな相談が読者さんから届きました。
「モヤ子さん、助けてください。私って何度やっても、クズ男を好きになってしまうんです。最初に会ったときは絶対わからないんですよ。話も面白いし、たまにすごく優しくしてくれるし、この人いい人かもって思う。でも付き合ってしばらくすると、だんだんボロが出てくる。連絡は気まぐれで、平気で嘘をつくし、ほかの女の子ともやりとりしてる。それを指摘したら束縛するなよって逆切れ。どう見てもクズなんです。なのに、別れようとすると急に優しくなって、また引き戻される。もしかしたら変わるかもって期待して、ずるずる続けてしまう。これって、私の心が弱いせいなんでしょうか。自分が本当に嫌になってきました…」
この文章を読んで、わたしの胸がぐっと締め付けられました。
わかる。わかりすぎて、うまく言葉が出てこないくらい、わかる。
恥ずかしながら、わたし・モヤ子も過去に同じような経験があります。社会人になりたての頃、職場の先輩にドはまりした時期がありました。その先輩、仕事はできるし、気が利くし、たまにしてくれるLINEがすごく胸に刺さる言葉で。でもよく考えると、ちゃんと誘ってくれたことは一度もないし、なんなら週替わりで違う女の子とご飯食べてるらしいし、どう見てもまともじゃない。それでも「私だけは特別かもしれない」という幻想を抱いて、一人でドキドキしてた黒歴史があります。今思えば完全にクズ男にハマってた、という話です。笑。
でも笑えない話でもあって。相談をくれた読者さんのケースは、実際に付き合って、傷つけられて、それでもまだ好きになってしまう、という深刻なもの。この「クズ男を好きになる」という感情、いったいどこから来るのか。なぜ、安心できるいい人よりも、クズ男の方が魅力的に感じてしまうのか。そこが気になって仕方なくなったわたしは、「心の深いところを見通してくれる人」に相談を持ちかけることにしました。ミステリアスな言葉で、毎回痛いところをついてくる、あの占い師さんです。薄暗い部屋で静かにタロットをめくるあの人に、「クズ男を好きになる心理の正体を教えてほしい」と、半ば本気でお願いしてみました。
そしたら、想像以上に深い話になったんです。クズ男を好きになるのは弱さじゃない、という言葉を聞いて、思わず泣きそうになりました。
クズ男を好きになる心理の正体、占い師に聞いてみた
いつもの薄暗い相談部屋。アロマか線香かわからない香りが漂う中、占い師はゆっくりと目を細めた。
モヤ子:「先生、今日は読者さんから来た相談なんですけど…クズ男を好きになるのって、なぜなんでしょう。客観的に見てもダメな人なのに、気持ちが止まらない。これって心理的な理由があるんですか?」
占い師:「その問いに答える前に、あなたに一つ聞かせてほしいの。あなたは昔、誰かに認めてもらうために頑張ったことがある?」
モヤ子:「誰かに認めてもらうため、か…。うーん、まあ、親とか先生に褒めてもらいたくて、いろいろ頑張ってた気はしますね。」
占い師:「そう。多くの人がそうやって育つ。でも中には、どれだけ頑張っても十分に認めてもらえなかった、あるいは愛情が不安定だった、そういう経験を持つ人がいる。そういう環境で育つと、人は無意識に”不安定な愛情”を”本物の愛情”だと感じるようになるの。」
モヤ子:「不安定な愛情を本物だと感じる?それってどういう意味ですか?」
占い師:「安定した穏やかな愛情を受けると、逆に『なんか違う』『物足りない』と感じてしまう人がいる。心が不安定さに慣れすぎているから。波のある感情の中にいることが、その人にとっての”恋愛らしさ”になってしまっている。だからクズ男の独特のドキドキ感、緊張感、不安感が、”恋愛をしている感覚”として強く結びついてしまうの。」
モヤ子:「ちょっと待って…。じゃあクズ男を好きになるのって、恋愛感情というより、脳のクセみたいなもの?」
占い師:「そう言っていいかもしれない。そしてクズ男には独特の”魔法”がある。彼らは意識的かどうかにかかわらず、人の承認欲求を刺激するのが上手い。急に優しくしたかと思えば突き放す。このランダムな報酬のパターンが、人を強烈に依存させる効果を持つ。」
モヤ子:「ランダムな報酬、ですか。なんかゲームみたい。」
占い師:「ギャンブルを思い浮かべてみて。毎回必ず当たるスロットより、たまにしか当たらないスロットの方が、やめられなくなる。これを心理学では間欠強化という。クズ男が突然優しくしてくれる瞬間は、まさにそのスロットが当たった感覚に似ている。だからこそ、次の”当たり”を求めてやめられなくなる。クズ男を好きになって抜け出せないのは、この仕組みが働いているから。」
モヤ子:「スロット!なんか急にリアルになってきた。じゃあクズ男を好きになって抜け出せない状態って、ある意味依存症みたいなもの?」
占い師:「そう捉えると、少し自分を責めなくて済むかもしれない。あなたが弱いのではなく、あなたの脳が巧妙に設計されたトラップにはまっているだけ。責めるより、仕組みを理解することの方がずっと大事よ。」
モヤ子:「なんか少し、楽になった気がします。でも先生、この読者さんって、クズ男と別れても、また別のクズ男を好きになるって言ってて。なんでそういう繰り返しが起きるんですか?」
占い師:「恋愛の型が固定されているから。人は無意識に、自分が慣れ親しんだ感情的体験を再現しようとする。過去に解決できなかった感情のテーマを、恋愛という舞台で何度も上演しようとするの。心理学では強迫的反復とも呼ぶわ。」
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モヤ子:「たとえばどんな感じですか?」
占い師:「たとえば、父親からなかなか認めてもらえなかった経験がある女性は、無意識に”なかなか認めてくれない男性”を好きになる傾向がある。今度こそ愛してもらおう、と試みる。でもクズ男は認めてくれない。傷つく。でもその傷つく感覚が、その人にとっての”恋愛の感覚”になってしまっているから、また似たような人を引き寄せてしまう。クズ男を好きになるのを繰り返すのは、この連鎖が原因のことが多い。」
モヤ子:「うわあ…。じゃあ、この繰り返しを断ち切るには、どこから手をつければいいんですか?」
占い師:「まず、自分の恋愛の型を知ること。どんな人に惹かれてきたか、その人たちに共通する特徴は何か。それを書き出すだけで、次の恋愛でブレーキをかけやすくなる。」
モヤ子:「書き出す、か。意識化することで変わるんですか?」
占い師:「完全に変わるわけじゃないけど、気づかずに繰り返すのと、気づきながら向き合うのとでは、全然違う。暗闇の中で目を閉じているのと、目を開けているのくらいの差がある。」
モヤ子:「そっか。先生、もうひとつ聞いていいですか。もしかしたら変わるかもという期待、これが一番厄介な気がするんですが。クズ男を好きになった後、この期待が一番しんどくて。」
占い師:「その期待は、クズ男が巧みに演出するものよ。別れを告げた瞬間だけ急に優しくなったり、誕生日に素敵な振る舞いをする。それは変わった証拠ではなく、関係を維持するための戦略的な行動。人はなかなかそこを見分けられない。特に、好きという感情があると。」
モヤ子:「見分けるには、どうすればいいですか?」
占い師:「言葉より行動を見ること。そして短期ではなく長期的に見ること。一時の優しさに惑わされず、ひと月、ふた月の行動パターン全体を見てみて。本当に変わっている人は、サプライズ的な優しさではなく、日常の細かな行動が変わるはず。クズ男は変わらない。なぜなら、変わる動機が薄いから。あなたが戻ってくることが、すでに証明されてしまっているから。」
モヤ子:「ぐさっ。でも確かにそうですよね。先生、最後に、この読者さんにひとことお願いできますか?」
占い師:「クズ男を好きになった自分を、責めないで。それはあなたの心が、慣れ親しんだ愛情を一生懸命探していた証拠。弱さじゃない。ただ、傷を繰り返さないために、自分の心のパターンと少しだけ向き合ってみて。星は、暗い夜にしか見えない。あなたの傷も、自分を知るための光になるから。焦らなくていい。ゆっくりでいい。」
モヤ子:「…ありがとうございます。この言葉、絶対に読者さんに届けます。なんか自分も少し救われた気がしました。」
占い師:「あなたが誰かの気づきの橋渡しをする。それも、あなたの使命のひとつかもしれないわ。」
クズ男を好きになる沼から抜け出すための4つのアプローチ
自分の恋愛の型を書き出してみよう
占い師との会話でも出てきたけど、まず大事なのは「自分がどんな人を好きになりやすいか」を意識化すること。クズ男を好きになるのを繰り返している人は、知らず知らずのうちに同じタイプを引き寄せていることが多い。だからまずは過去に付き合った人や、好きだった人たちを思い返して、共通点を探してみてください。
例えばこんな共通点があったりしませんか?連絡が気まぐれで読めない。言葉と態度が一致しない。自分のことを優先しすぎる。ミステリアスで何を考えているかわからない。ほかの人にも同じような態度を取る。こういった特徴が過去の恋愛に繰り返し登場するなら、それがあなたの恋愛の型です。
ノートでもスマホのメモでもいい。箇条書きで「好きになった人の特徴」を書き出してみるだけで、パターンが見えてきます。これが見えると、次に似たタイプと出会ったときに「あ、また同じタイプかも」と気づきやすくなる。クズ男を好きになる前に、一歩立ち止まれるチャンスが生まれるんです。
わたしの場合、書き出してみたら「仕事ができて自信家」「自分のペースを崩さない」「たまにしか優しくしてくれない」という共通点が浮かび上がってきました。それに気づいてから、そういうタイプの人に惹かれたときに「あ、またパターンにはまろうとしてる」と一歩引いて考えられるようになった気がします。完全には抜け出せてないけど笑、意識することで少しずつ変わってきてる実感はある。クズ男を好きになるクセは、意識化することで少しずつ薄まっていく。焦らずやっていきましょう。
感情が高まったときの「24時間ルール」を試してみよう
クズ男との関係で一番やってしまいがちなのが、感情的になった瞬間にLINEを送ったり、会いに行ったりすること。特に「会いたい」「寂しい」「もしかしてまだ好きなのかも」と感じた瞬間に動くのが一番危険です。深夜2時に「なんかあの人のことを考えたら止まらなくなって…」という状態で連絡してしまい、翌朝後悔する。そんな経験、ありませんか?
そこでおすすめしたいのが「24時間ルール」です。何かアクションを取りたくなったとき、まず24時間待ってみる。それだけです。シンプルだけど、びっくりするくらい効果がある。
感情のピークって、実はすごく短い。強烈な「会いたい」気持ちも、24時間経ったら案外落ち着いてることが多いんです。わたしの友達でこのルールを試した子がいて、最初は「24時間なんて待てない」って言ってたんですよ。でも実際やってみたら、連絡したい衝動の7割くらいは翌日には消えてたって。残った3割は「本当に大事な連絡」か「まだ気持ちが整理できていない」かのどちらかで、それはそれで向き合えるようになったと言っていました。
クズ男を好きになる気持ちを即座に消すことはできない。でも、感情のままに動くことをやめるだけで、関係の質は劇的に変わります。感情に乗っかって後悔するより、立ち止まって自分を守る。そのための最初の練習として、24時間ルールはとてもシンプルで使いやすい方法です。まずはここから試してみてほしいな。
自己肯定感を外側ではなく内側から積み上げよう
占い師が言っていた「自分には幸せになる資格がないと無意識に思っている」という部分、刺さった人も多いんじゃないかな。クズ男を好きになる背景に、自己肯定感の低さが関係していることはよくある話です。
自己肯定感が低いと、「クズ男でも自分を必要としてくれるなら十分」「いい人と付き合えるほど自分には価値がない」という思考回路に陥りやすくなる。これは意識的に「私はダメだ」と思っているわけじゃなく、無意識のレベルで動いているから厄介なんです。だからこそ気づきにくいし、変えにくい。
じゃあどうするかというと、「外からの評価」に頼るのをやめて、「自分の内側から積み上げる」ことを意識することが大事です。具体的には、毎日小さなことでいいので「今日できたこと」を一つ見つけてみる。ちゃんと仕事した、ご飯を作った、友達に連絡した。そんな些細なことでいい。
誰かに認められることを自己肯定感の土台にしてしまうと、認めてくれない人、つまりクズ男に執着しやすくなります。でも自分で自分を認める感覚を少しずつ積み上げると、不思議と「私にはもっとちゃんと向き合ってくれる人が必要だ」という気持ちが育ってくるんです。クズ男を好きになるループから抜け出すためには、この自己肯定感の底上げが土台として必要になる。焦らなくていい。一日一個、今日の自分えらいを探すところから始めてみてください。
「もしかしたら変わるかも」という期待を手放すコツ
クズ男を好きになって抜け出せない最大の理由のひとつが、「もしかしたら変わるかも」という期待感です。これ、本当に罪深い感情で。でも多くの人が経験する、すごくリアルな感覚でもある。
クズ男は、変わりそうなタイミングを巧みに演出することが多い。別れを告げたときだけ急に優しくなる、誕生日に素敵なプレゼントをする、「お前のことは特別だ」と言う。こういうサプライズ的な行動が、「変わるかも」という期待を爆発的に高めるんです。でも実際は変わっていない。また同じことが繰り返される。クズ男を好きになり続けることで、この期待と裏切りのサイクルにどんどんはまっていく。
この期待を手放すためにおすすめなのが、「行動の記録をつける」こと。気持ちじゃなく、実際に何をしたかを記録するんです。今日、連絡が来なかった。約束をキャンセルされた。また別の子とご飯に行ってたらしい。こういう事実を淡々と書いていく。
人は感情で相手を評価しがちで、優しかったときの記憶だけが頭に残ります。でも記録を見ると、事実は全然違う。そのギャップに気づくことが、現実を直視するきっかけになる。もしかしたら変わるかもという期待は、過去のよかった記憶だけを根拠にしていることが多い。記録をつけることで、その根拠がいかに薄いかが見えてくるはずです。スマホのメモで十分。日付と出来事だけでいい。やってみて。
モヤ子の気づき(番外編)
今回、この相談を受けて記事を書きながら、わたし自身もいろいろ考えさせられました。
クズ男を好きになるって、恋愛初期はわからないことが多いんですよね。付き合う前から「この人クズだな」って見えることもあれば、付き合ってみて初めて「あ、こういう人だったのか」って気づくこともある。だから「なんで気づかなかったの?」って責めるのは、ちょっと違うと思うんです。
それよりも大事なのは、傷ついた経験を「自分の恋愛の型を知るチャンス」として活かすこと。占い師さんが言ってた「星は暗い夜にしか見えない」って言葉、なんか妙に刺さってます。つらい経験があるから、自分の心の癖に気づける。クズ男を好きになって傷ついた経験も、無駄じゃない。それが自分を知るきっかけになれば。
それと、クズ男にハマる自分を責めすぎないでほしい。「なんでこんな人を好きになるんだろ」「自分がバカだから」って自分を追い詰めると、余計に自己肯定感が下がって、もっとクズ男を引き寄せるループにはまりやすくなる。だから、まずは「頑張ってたんだな、自分」って自分に言ってあげてほしい。
わたしも完全に抜け出せてるかといわれると自信はないけど笑、少なくとも「なぜ惹かれるのか」を考えるようになってから、恋愛の見え方が少し変わってきた気がする。あなたにとってのいい恋愛が、少しずつ近づきますように。
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まとめ:クズ男を好きになる自分を知ることが、変わる第一歩
今回の相談を通じて見えてきたのは、クズ男を好きになるのは「弱さ」じゃないということ。それは、過去の経験から形成された心のパターンと、間欠強化という脳の仕組みが重なって起きていること。責めるより、理解することが大事です。
占い師さんとの対話で気づかされたのは、感情に乗っかって行動しないこと、自分の恋愛の型を意識すること、自分を内側から認めること、という3つ。どれも一朝一夕にはいかないけど、少しずつ取り組むことで、確実に何かが変わっていく。
クズ男を好きになる気持ちが完全にゼロになることはないかもしれない。でも、その気持ちに引きずられて傷つくことを繰り返さないための選択は、絶対にできる。今日のあなたの気づきが、未来の幸せな恋愛への第一歩になりますように。モヤモヤ解決ラボは、いつでもあなたの味方です。
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