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挫折から立ち直る方法を探してここに来た人は、今きっと体が重たいはずです。そこでこの記事では、失敗した出来事と自分の価値を切り離す考え方を整理していきます。案内役は、いつものロジカル先輩。読み終える頃には、次の一歩をどこに置けばいいかが、少しだけ見えているはずです。
先週、友達のミナちゃんから「もう終わりかも」というメッセージが届きました。半年間リーダーを任されていたプロジェクトが、途中で打ち切りになったそうです。しかも、彼女はその役目まで外されました。
「才能なかったんだと思う。キャリアも終わった気がする」。画面に並んだその一文を読んで、私は返信の手が止まりました。「大丈夫だよ」は軽すぎる。かといって「次があるよ」も、今の彼女には遠すぎる気がして。
結局その夜は、当たり障りのないスタンプをひとつ送って終わりました。でも、そのあとがずっと落ち着かなくて。頑張った人ほど深く沈みます。ところが、そこからの戻り方は誰も教えてくれないんですよね。
そこで頼ったのが、職場の先輩——通称ロジカル先輩です。エンジニアらしく、何でも仕組みに置き換えて考えるクセのある人。だから今回は、その会話をミナちゃんのケースを軸にまとめました。挫折から立ち直る方法は、気持ちを無理やり上げることではないようです。むしろ、こんがらがった線をほどく作業に近いのだと思います。
相談タイム|挫折した友達に、かける言葉が見つからない
その週の金曜、私は退勤間際のロジカル先輩をつかまえて、ミナちゃんの話を切り出しました。
モヤ子「先輩、少しだけいいですか。友達がプロジェクトのリーダーを途中で外されて、完全に落ち込んでるんです。『才能がなかった』『キャリアが終わった』って」
ロジカル先輩「なるほど。それで、モヤ子はなんて返した?」
モヤ子「……返せなかったです。何を言っても軽くなる気がして、スタンプだけ送りました」
ロジカル先輩「正直でいいね。じゃあ先に状況を整理しよう。その友人の中で、『プロジェクトが失敗した』と『私は無能だ』が、ひとつの塊になっていないか?」
モヤ子「なってます。完全に一緒くたです。出来事の話をしてるはずなのに、途中から自分の話にすり替わってて」
ロジカル先輩「システムの世界で言う密結合だな。本来は別々の部品なのに、がっちり繋がってしまっている状態だ。こうなると、片方が壊れたときに全体が止まる」
モヤ子「あー……。プロジェクトが止まったら、自分ごと止まっちゃうってことですか」
ロジカル先輩「そういうことだ。しかも厄介なのは、次の仕事が来ても起動しなくなることだよ。挫折から立ち直れない一番の原因は、たいていここにある」
モヤ子「じゃあ、その二つを引き離せばいいんですね。でも、頭では分かってても気持ちがついてこない気がします。ミナちゃん、本当に必死にやってたので」
ロジカル先輩「気持ちを無視しろとは言っていない。感情は立派な記録データだ。ただ、記録を眺めながら『もう終わりだ』と叫ぶ技術者はいないだろう」
モヤ子「たしかに、それはただ騒いでるだけですね」
ロジカル先輩「記録は原因を探すための材料だよ。だから、つらいと感じている自分を認めたうえで、何が起きたのかを別の作業として進める。この二つは同時に走らせていい」
モヤ子「同時に、ですか。私、感情が落ち着くまでは考えちゃダメだと思ってました」
ロジカル先輩「そこは誤解が多いところだね。完全に落ち着くのを待っていると、いつまでも順番が回ってこない。少し息がつけた時点で、原因の切り分けは始められる」
モヤ子「息がつけた時点、ですか。判断がむずかしいです」
ロジカル先輩「難しく考えなくていい。ご飯が少し入るとか、眠れる時間が戻るとか、その程度の変化でいいんだ。完全復旧を待つ必要はない」
モヤ子「切り分けって、具体的にはどうやるんですか」
ロジカル先輩「失敗の原因を三つの箱に分けるんだ。自分の行動、まわりの環境、それから運とタイミング。多くの人は一つめの箱に全部詰め込んでしまう」
モヤ子「……あ。ミナちゃんもそうです。全部自分のせいにしてる」
ロジカル先輩「ちなみに、そのプロジェクトが打ち切られた理由は聞いている?」
モヤ子「会社の方針転換だって言ってました。半期の途中で経営判断が変わって、優先度を落とされたって」
ロジカル先輩「それなら、環境の箱がかなり重いはずだ。それを全部一つめの箱に入れてしまうと、間違った原因分析になる」
モヤ子「間違った分析だと、何が困るんですか」
ロジカル先輩「打つ手も間違うんだよ。原因を読み違えたまま対策を立てると、同じ失敗をもう一度なぞることになる。だから最初に、本当の原因を正しく見つける必要がある」
モヤ子「三つめの箱……運とタイミングって、なんだか投げやりに聞こえません?」
ロジカル先輩「そう感じる人は多いね。でも実際は逆だよ。運の箱を認めない人ほど、自分の箱に無理やり詰め込んで潰れる。どうにもならなかった部分を、どうにもならなかったと置いておく。それも技術のうちだ」
モヤ子「置いておく、か。捨てるでも認めるでもなく」
ロジカル先輩「そのくらいの距離がちょうどいい。無理に納得しようとすると、また自分を責める方向に戻るからね」
モヤ子「じゃあ、ミナちゃんに『あなただけのせいじゃないよ』って伝えればいいですか」
ロジカル先輩「気持ちはわかるが、それだけだと弱いね。落ち込んでいる人は、慰めをそのまま受け取れないことが多い」
モヤ子「たしかに、私も落ち込んでるときに励まされると、逆に距離を感じます」
ロジカル先輩「だろうね。だから『一緒に整理しよう』と誘うほうがいい。慰めではなく共同作業だ。並べて眺めているうちに、本人の中で出来事と自分が離れていく」
モヤ子「それ、ミナちゃんに合ってる気がします。感情的に励まされるのが苦手なタイプなので」
ロジカル先輩「その観察は重要な情報だよ。相手に合わせて手段を変えるのも、立派な設計だ。さて、次の話をしよう。棚卸しの話だ」
モヤ子「共同作業……。私、ずっと『正しい言葉』を探してたんですけど、そもそも探す場所が違ったんですね」
ロジカル先輩「言葉ひとつで人が立ち上がることは、まずないよ。効くのは、その後も隣にいるという事実のほうだ」
モヤ子「じゃあ、うまく言えなくてもいいんですか」
ロジカル先輩「むしろ、うまい言葉は警戒される。ぎこちなくても、続けて連絡が来るほうが信用される」
モヤ子「棚卸し。在庫を数えるあれですか」
ロジカル先輩「近いね。挫折した直後の人は『何も残らなかった』と言う。でも、それはほぼ錯覚だ。得た経験も、身についた判断力も、消えてはいない」
モヤ子「言われてみれば、ミナちゃんは半年間ちゃんとリーダーをやってたんですよね。その時間は消えないか」
ロジカル先輩「消えないよ。ただ、落ち込んでいるときの人間は、失ったもののリストしか読めなくなる。残っているほうのリストは、意識して開かないと出てこない」
モヤ子「じゃあ、一緒に書き出してみるといいんですね」
ロジカル先輩「いい案だ。ただし、急がないこと。大きな障害が起きた直後にすぐ再起動をかけると、別のところが壊れる」
モヤ子「タイミングを見るってことですか。どれくらい待てば……」
ロジカル先輩「目安はあるよ。本人が落ち込んでいる理由を言葉にできるようになったときだ。『とにかくつらい』から『あの会議の判断が響いた』に変われば、整理の準備は整っている」
モヤ子「ミナちゃんはまだ前半ですね。今は聞く時期か……。焦って整理を持ちかけなくてよかったです」
ロジカル先輩「うん、順番は大事だ。まず聞く。言葉が出てきたら一緒に並べる。この流れが、いちばん外れにくいと私は考えている」
モヤ子「先輩、もうひとつだけ。整理ができたとして、また挑戦するのが怖くならないですか。一度失敗すると、次に手を挙げるのが怖くなる気がして」
ロジカル先輩「それはむしろ正常な反応だよ。危険を覚えておく機能が働いているだけだ。問題は、その怖さが必要以上に膨らんで、動けなくなったときだね」
モヤ子「まさにそこが心配なんです。どうすればいいんですか」
ロジカル先輩「小さく出すことだ。大きな塊を一度にリリースするから怖くなる。小さく区切って、少しずつ外に出していけば、そのたびに手応えが返ってくる」
モヤ子「仕事で言うと、いきなり大きな案件じゃなくて、小さいタスクを確実に終わらせる感じですか」
ロジカル先輩「その理解で合っている。自信というのは、記録の積み重ねから生まれるものだ。気合いでは増えない」
モヤ子「気合いでは増えない、か。なんかホッとしました。私、ずっと根性が足りないんだと思ってたので」
ロジカル先輩「根性の話にすると、たいてい行き止まりになるよ。それより仕組みの話にしたほうが、手が動く」
モヤ子「でも先輩、小さいことばかりやってて、本当に戻れるんでしょうか。そのあいだにまわりは先に行ってしまう気がして」
ロジカル先輩「その焦りは分解できるよ。先に行っている、というのは何を基準にした話だ? 役職か、スキルか、それとも見た目の余裕か」
モヤ子「……言われてみると、たぶん最後のやつです」
ロジカル先輩「たいていそうなんだ。比較の八割は輪郭のない不安でできている。相手の内側は見えていないのに、勝手に負けを確定させてしまう」
モヤ子「ミナちゃんも同じこと言ってました。同期はみんな順調に見えるって」
ロジカル先輩「見えるだけだよ。それに、立ち止まって考えている時間は無駄にならない。ここで一度組み直した人のほうが、あとで遠くまで行く」
モヤ子「今日の話、ミナちゃんにも伝えてみます。……先輩、ありがとうございます」
ロジカル先輩「ひとつ付け足すと、一度大きくつまずいた人間は、そのあと強くなる。想定外のエラーを一度でも踏んだ設計は、次から同じ穴に落ちないからね」
モヤ子「今の痛みは、あとで力になるってことですか」
ロジカル先輩「そういうことだ。ただし、それを本人に今言っても届かない。それは、あとから本人が気づく類の話だよ」
解決策|挫折から立ち直る力が戻る、4つの向き合い方
ここからは、先輩の話を私なりに噛みくだいた実践編です。もちろん派手さはありませんが、順番に手をつけるだけで足元が固まっていきます。頭からやる必要もありません。今の自分に一番近いところから、ひとつ拾って始めてみてください。
出来事と自分の価値を書き分けると、挫折の重さが減る
起きた出来事と自分への評価を、別々の行に書き分けます。というのも、頭の中だけで転がしていると、この二つはすぐくっついてしまうからです。
紙でもスマホのメモでも構いません。たとえば、「プロジェクトが打ち切られた」という事実。「あの場面の判断は甘かったかもしれない」という反省。そこへ、「もう信頼されない気がする」という不安が重なります。この三つを、行を変えて並べます。
やってみると、たいてい拍子抜けします。全部が自分のせいに思えていたのに、実際に背負うべき部分はもっと小さいからです。しかも、環境や時期のせいだった項目が、いくつか混ざっているはずです。
字がきたなくても、順番がばらばらでも問題ありません。むしろ、体裁を整えようとするほど本音が引っ込みます。書き終えたら、いちばん胸がざわつく行にだけ印をつけてください。そこが最初に向き合う場所です。
ちなみに私は、落ち込んだ日にこれをやると、思っていたより短い時間で手が止まります。つまり、ぐるぐるしていた中身は、文字にすると案外少ないんですよね。
職場での出来事が尾を引いて身がすくむときは、怒鳴られてから仕事が怖くなった…職場トラウマで萎縮する自分を変える方法も切り分けの助けになります。
残ったものを数えると、立ち直る足場が見えてくる
落ち込んでいるときは失ったもののリストしか読めない、と先輩は言っていました。ところが、残ったもののほうは、意識して数えないかぎり出てきません。だから、棚卸しのつもりであえて書き出します。
ミナちゃんの場合なら、チームをまとめた半年、上層部との折衝、崩れかけた日程を組み直した経験。どれも履歴書の一行より具体的な財産です。プロジェクトが消えても、その手触りは消えません。
コツは、成果ではなく変化を書くこと。たとえば「売上を伸ばした」ではなく「前より段取りが速くなった」で十分です。小さすぎると思うものほど、あとで効いてきます。
もうひとつ、人間関係も忘れずに入れてください。うまくいかなかった現場でも、味方が思い当たれば書き足してください。そして、その関係は成果が消えたあとも残る資産です。
書き出す量は十行もあれば十分。ただし、一人でやると手が止まりやすいので、できれば誰かに聞いてもらいながらのほうが進みます。第三者の「それすごくない?」は、自己申告よりよく効きます。
今まさに底にいて、何も残っていない気がする人は、仕事が決まらないどん底から抜け出す方法ものぞいてみてください。
小さくやり直す回数を増やすと、失敗への怖さが薄れる
一度つまずいた後に大きな山へ向かおうとすると、足がすくんで当然です。そこで先輩がすすめたのは、挑戦の単位そのものを小さくすること。山ではなく、段差から始めます。
たとえば、朝の会議でひとこと発言する。締め切りを一日前倒しで出す。後輩の質問にちゃんと答える。地味すぎて笑ってしまうくらいで構いません。
大事なのは、成功したかどうかより、やり直した回数です。つまり、回数が増えるほど、失敗という言葉の当たりがやわらぎます。慣れてしまうのが目的だと思ってください。
それと、やったことは一行だけ残しておくと効きます。気分は日によって上下します。でも、記録は勝手に減りません。落ちた日に読み返すと、思っていたより進んでいた自分に会えます。
逆に、いきなり大きな挑戦で挽回しようとするのは危険です。焦って手を伸ばした一撃が外れると、傷がもう一段深くなるからです。だからこそ、急がば回れは挫折のあとほど当てはまります。
もっとも、その段差すら高く見える日はあります。失敗するのが怖くて動けない…完璧じゃないと踏み出せない自分を変える方法には、その足のすくみ方そのものが書いてあります。先に目を通しておくと、少し楽になるはずです。
挫折を物語に書き換えると、次に進む言葉が手に入る
ミナちゃんはまだ、あの半年のことを誰にも説明していません。つらかっただけで終わらせると、その経験はただの傷のまま残ります。だから、言葉にして形を変えます。
やり方はシンプルで、何が起きて、どう動いて、何が残ったか。つまり、この三つの順に書くだけです。転職面接で失敗談を語るときの型と、ほとんど同じだと思ってください。
すると不思議なもので、順番に並べ終えたとき、出来事が自分の外側に出ていきます。恥ずかしさが記録に変わる感覚、と言えばいいでしょうか。そうなれば、次に何かあっても「また一本増えるだけ」と思えます。
公開する必要はまったくありません。日記でも、信頼できる相手に一度話すだけでも構いません。そして、声に出したり書いたりした時点で、頭の中の再生は静かになります。私も昔、社内で派手なミスをして、しばらく人の顔を見られなくなりました。でも何度か友達に話しているうちに、いつのまにか笑い話に変わっていて。あの頃の自分に、その日は来ると伝えたいくらいです。
目の前の現実をまだ飲み込めない段階なら、現実を受け入れて立ち直る方法と自己客観視のコツから先に読むほうが楽かもしれません。
モヤ子の気づき|挫折は、待つものじゃなくほどくもの
話の帰り道、私がいちばん引っかかっていたのは「感情と分析は同時に走らせていい」という言葉でした。
私はずっと、気持ちが完全に落ち着くまで考えてはいけないと思っていました。でも、それだと順番が永遠に回ってこない。しかも、落ち込んでいる時間の大半は、同じ場面をただ再生しているだけです。
ミナちゃんに必要なのは、たぶん励ましではありません。まず話を聞いて、彼女の口から言葉が出てくるのを待つ。それから、二人で並べて眺める。だから、順番さえ守れば私にもできることがあります。
ついでに言うと、小さく出すという話は私自身にも刺さりました。準備が整ったら始めると言い続けて、結局何も始めていないので。だから今日は、ミナちゃんに短いメッセージをひとつ送るところから始めます。
もうひとつ持ち帰ったのは、運の箱を認めるという考え方です。どうにもならなかったことを、どうにもならなかったと置いておく。むしろ、それは諦めではなく、荷物を正しい棚に戻す作業なんだと思いました。
まとめ|挫折から立ち直る方法は、焦らずほどくこと
挫折から立ち直る方法は、気持ちを無理に持ち上げることではありませんでした。出来事と自分の価値を書き分け、残ったものを数え、小さくやり直し、最後に物語として言葉にする。つまり、順番に手をつけるだけで足場は静かに固まります。
うまくいかなかった事実は、あなたがダメだった証明ではありません。むしろ、挑んだ人にしか起きない出来事です。だから、必要以上に自分を裁かなくて大丈夫。
今日できることは、ほんの一行で構いません。書き出す、数える、小さくやり直す。そのどれかに手が届いたなら、もう止まってはいないということです。
とはいえ、棚卸しをしようとしても、自分が何を大事にしてきた人間なのか分からない。そんな声も少なくありません。だからこそ、生まれ持った気質を知ることが、立ち直る道筋を選ぶうえで静かな地図になります。「ホシのカルテ」は、あなたの傾向をやさしく読み解く、自分を深く知るための鑑定です。今の自分をどう扱えばいいか迷っているなら、手がかりのひとつとしてのぞいてみてください。
よくある質問FAQ
挫折から立ち直る過程でよく届く質問を、三つだけまとめました。同じところでつまずいている人の参考になればうれしいです。
Q:立ち直るまで、どれくらいかかりますか。
A:期間は人によって大きく違うので、目安を決めないほうが楽です。たとえば、落ち込んでいる理由を自分の言葉にできたときが、ひとつの節目です。そこまで来れば、整理を始める準備が整っています。逆に、まだ「とにかくつらい」しか出てこない段階なら、無理に前を向かなくて大丈夫です。
Q:落ち込んでいる友達に、何と声をかければいいですか。
A:励ましより、「一緒に整理しよう」と誘うほうが届きます。慰めは受け取る側に力が必要ですが、共同作業なら隣に座るだけで成立するからです。ただし、相手の口から言葉が出てくるまでは、聞く側に回ってください。順番を飛ばすと、善意でも押しつけになります。
Q:また失敗するのが怖くて動けません。
A:その怖さは、危険を覚えた証拠なので消さなくて構いません。むしろ、挑戦の単位を小さくしてください。一日前倒しで提出する、会議でひとこと言う。そのくらいで十分です。やり直した回数が増えるほど、失敗という言葉の当たりは静かにやわらいでいきます。