他人の恋愛は「尊い」のに、自分の恋愛は「しんどい」という矛盾
こんにちは!ブログ「モヤモヤ解決ラボ」管理人のモヤ子です。
最近、めっきり暖かくなってきましたね。気候が良いのは嬉しいんですが、この時期になるとSNSのタイムラインに「結婚しました!」「入籍しました!」という幸せいっぱいの報告が急増しませんか?手取り20万円の私としては、ご祝儀貧乏になる恐怖におののきつつも、友達の幸せそうなドレス姿を見ると「本当によかったねえ…!」と心の底から感動して、なんなら親族側の席にいるくらい号泣してしまいます。
さて、そんな結婚ラッシュの季節に、読者さんからとても共感できる、そして少し切実なご相談が届きました。
【読者さんからのお悩み】 「モヤ子さん、こんにちは。私は現在28歳なのですが、最近自分の恋愛に対する感覚が人と違うのではないかと悩んでいます。 友達が恋愛したり、結婚したりするのは本当にいいなと思うし、幸せになってほしいと心から願っています。また、漫画やドラマ、映画などの恋愛・青春系の作品は大好きで、登場人物のピュアなやり取りを見て胸キュンしたり、感動して泣いたりもします。 でも、いざ『自分が恋愛をする』となると、ものすごくしんどいんです。 出会いの場に行くのも、LINEの返信を考えるのも、相手の顔色をうかがうのも、すべてが途方もなく面倒で苦痛に感じてしまいます。他人の恋愛はあんなにキラキラして見えるのに、どうして自分のことになるとこんなに疲れてしまうのでしょうか。私はどこかおかしいのでしょうか?」
……わかる。わかりますよ、読者さん!! 首がもげるほど頷きながら、このメッセージを読ませていただきました。
世間一般では「他人の幸せを喜べる人は、自分も幸せ(恋愛・結婚)になれるよ!」なんて言われますが、そういう問題じゃないんですよね。他人の幸せを祝う気持ちと、自分がそのプレイヤーになりたいかどうかは、まったく別次元の話なんです。
恋愛ドラマを見て「こんな恋がしたい!」と思う人もいれば、ドラマとして完結しているからこそ安心して楽しめる人もいます。でも、社会全体が「恋愛することは素晴らしい」「いつかは自分も恋愛して結婚するものだ」という空気に包まれているせいで、「恋愛作品は好きなのに、リアルな恋愛を避けたい自分はおかしいのでは?」と自己嫌悪に陥ってしまうんですよね。
この「他人の恋愛は好き、でも自分の恋愛はしんどい」というモヤモヤ。実は、現代を生きる多くの人が抱えている隠れた悩みなんです。
今日は、この複雑な心境を紐解くために、当ラボが誇る最強の助っ人を呼んでいます。 仕事はすべて推しに貢ぐための資金調達(クエスト)と割り切り、三度の飯より二次元と現場を愛する限界オタクの後輩、「オタちゃん」です!
オタちゃんなら、この「作品としての恋愛は好きだけど、現実はしんどい」という感覚を、圧倒的な熱量と独自の視点で吹き飛ばしてくれるはず。さっそく、オタちゃんに相談してみましょう!
相談タイム:リアル恋愛は「バグだらけの無理ゲー」!?限界オタクによる鮮やかな視点変換
モヤ子:「……というわけでね、オタちゃん。読者さんからこんな切実な相談が来てるんだけど。恋愛作品は好きで他人の幸せも喜べるのに、自分の恋愛となると途端にしんどくなるって。オタちゃん、この感覚どう思う?」
オタちゃん:「モヤ子先輩!この記事の相談者さん、天才ですか!?いや、もうすでに悟りを開いていると言っても過言ではありません!!『おかしいのでしょうか?』なんてとんでもない。むしろ、現代社会のバグにいち早く気づいたトップランカーですよ!!」
モヤ子:「トップランカー(笑)。相変わらず勢いがすごいね。でも、読者さんは『自分がおかしいんじゃないか』って本気で悩んでるんだよ。オタちゃんはどうして天才だと思うの?」
オタちゃん:「いいですか、先輩。よく考えてみてください。『恋愛や青春系の作品が好き』『友達の幸せを心から喜べる』。これはつまり、相談者さんには圧倒的な『共感力』と『想像力』、そして『他者を愛する豊かな心』が備わっているという絶対的な証明です!心が冷たいわけでも、人間嫌いなわけでもないんですよ!」
モヤ子:「うんうん、確かに。冷たい人なら、他人の結婚式で泣いたり、ドラマを見て感動したりしないもんね。」
オタちゃん:「その通りです!相談者さんは『恋愛というコンテンツの素晴らしさ』は完璧に理解しているんです。ただ、それを『3Dの現実世界(リアル)』で、しかも『自分自身をプレイヤーとして』プレイしようとした途端に、あまりにもコスパとタイパが悪く、バグだらけのクソゲー(※現実の恋愛)であることに脳が警鐘を鳴らしているだけなんです!!」
モヤ子:「ク、クソゲー扱い…!でも、バグだらけっていうのはちょっとわかるかも。リアルな人間関係って、ドラマみたいに脚本通りに進まないしね。」
オタちゃん:「そうです!二次元の推しや、完成された恋愛作品のキャラクターたちは、絶対に私たちを裏切りません。急にLINEを未読無視したり、デートに遅刻してきて逆ギレしたり、脱いだ靴下を裏返しのまま放置したりしないんですよ!彼らは常に美しい物語の中で、最高のタイミングで最高のセリフを言ってくれる。言うなれば、プロが品質保証した『完璧なエンターテインメント』です。」
モヤ子:「なるほどね。作品としての恋愛は、ノイズが排除された純度の高い感動だけを味わえるってことか。」
オタちゃん:「一方、現実の恋愛はどうですか?出会い探しという過酷なガチャを引き、LINEの駆け引きでメンタルを削り、休日の貴重な時間を消費してデートに行き、相手の機嫌を損ねないように気を使う……。これ、冷静に考えて『超高難易度の護衛クエスト』じゃないですか!?しかも報酬(幸せ)が確定しているわけでもなく、最悪の場合トラウマというデバフまで食らうんですよ!?」
モヤ子:「うわぁ……。オタちゃんにそう言われると、現実の恋愛がものすごく過酷なサバイバルゲームに思えてきた。手取り20万の私には、そんなクエストに挑む体力も財力も残ってないかもしれない……。」
オタちゃん:「ですよね!?私から言わせれば、仕事なんて推しに貢ぐための資金稼ぎクエストに過ぎません。限られたHPとMP(精神力)は、確実に自分を幸せにしてくれる『推し活』や『作品鑑賞』に全振りするのがもっとも合理的な生存戦略です。相談者さんは、わざわざリスクの高い3D恋愛市場に参入せずとも、二次元や他人の幸せを『観賞』することで幸福感を得られるという、極めて燃費の良いハイスペックな心の持ち主なんですよ!」
モヤ子:「なるほど……『プレイヤー』として恋愛に参加するのではなく、『観客(オーディエンス)』として恋愛を楽しむ才能があるってことだね。スポーツ観戦と同じだ!野球の試合を見るのが大好きでも、自分がグラウンドに立って剛速球を打ちたいかと言われたら、絶対に嫌だもんね!」
オタちゃん:「その例え、完全解釈一致です!!野球観戦が好きな人に『なんで自分で野球やらないの?おかしいよ』なんて誰も言わないじゃないですか。なのに、こと『恋愛』においてだけは、社会全体が『観客じゃなくてプレイヤーになりなさい!』って強要してくるんですよ。これが通称『恋愛至上主義の呪い』です。相談者さんは、この呪いに無意識に苦しめられているだけなんです!」
モヤ子:「恋愛至上主義の呪い……。確かに『いい歳して恋愛してないのはヤバい』みたいな空気、社会のあちこちにあるよね。それに無意識にプレッシャーを感じて、『恋愛しなきゃ』って無理するからしんどくなるのか。」
オタちゃん:「さらに言えば、先輩。この相談者さんのような感覚、最近ではちゃんと名前がついて認知され始めているんですよ。『リスロマンティック』って聞いたことありますか?」
モヤ子:「リスロマンティック?ううん、初めて聞いた。」
オタちゃん:「他者に恋愛感情を抱くものの、相手から恋愛感情を向けられること(両思いになること)を望まない、あるいは現実の恋愛関係を求めないセクシュアリティ(アロマンティック・スペクトラムの一つ)のことです。もちろん、相談者さんがこれにピタリと当てはまるかはご本人の判断になりますが、『恋愛の形は一つじゃない』『現実の恋愛を望まないのは、病気でも欠陥でもなく、一つのスタンス(指向)である』という概念が、すでに世界には存在しているんです!」
モヤ子:「ええっ、そうなんだ!名前がついているってことは、相談者さんと同じように『恋愛作品は好きだけど、現実は無理』って感じている人が、世界中にたくさんいるってことだよね!」
オタちゃん:「その通りです!だから相談者さんは、1ミリもおかしくありません。むしろ、自分の心の限界値を正しく把握し、無駄なストレスから身を守ろうとしている防衛本能の鑑です!しんどい現実に無理して飛び込む必要なんてありません。尊い他人の幸せを祝い、素晴らしい恋愛作品に涙する。それだけで、人生のQOL(クオリティ・オブ・ライフ)は爆上がりなんですから!!」
モヤ子:「オタちゃん……ありがとう。なんか、私までめちゃくちゃ救われた気分。恋愛は絶対しなきゃいけないものじゃなくて、数ある人生のオプションの一つでしかないんだね。自分が一番心地よいと思える距離感で楽しめばいいんだ。」
オタちゃん:「もちろんです!現実は推し活を支えるための土台!無理な恋愛で土台を崩しては本末転倒です。さあ、相談者さん!今夜は最高の恋愛ドラマを準備して、美味しいスイーツでも食べながら、安全で尊い世界を全力で摂取しましょう!!」
解決策:リアル恋愛の「しんどい」を手放し、自分らしく生きるための4つのアクション
オタちゃんの熱い解説のおかげで、「恋愛作品は好きだけど自分がするのはしんどい」という感覚が、決して異常でもおかしいことでもないということがよくわかりましたね。 では、このモヤモヤを根本から解消し、周囲のプレッシャーに負けずに自分らしい幸せを築いていくためには、具体的にどう行動すればいいのでしょうか。 ここでは、心がスッと軽くなる4つのアクションをご紹介します。
1. 「私は恋愛の『観客』である」と自分を全肯定する
まずは、ご自身の感覚を「おかしい」「直さなきゃいけない」と否定するのをやめましょう。 オタちゃんが言ってくれたように、あなたは「恋愛」というコンテンツを「プレイヤー」としてではなく、「観客」として楽しむ才能に長けているのです。スポーツ観戦や映画鑑賞と同じように、「見るのは好きだけど、自分がやるのは疲れるからやらない」という選択は、極めて真っ当な権利です。 また、「リスロマンティック」という言葉があるように、あなたと同じように感じている人は世界中にたくさんいます。「私は私のままでいい」「リアルな恋愛をしなくても、私の価値は1ミリも減らない」と、自分自身に強く言い聞かせてあげてください。自己受容こそが、すべてのモヤモヤ解決の第一歩です。
2. フィクションや推し活のクオリティを極限まで高める
現実の恋愛に使わなかったエネルギー(時間、お金、精神力)は、すべてあなたが心から楽しめるものに全振りしましょう! 恋愛系の映画やドラマが好きなら、ちょっといいプロジェクターを買って自宅をミニシアターにしてみたり、少し高いお茶とお菓子を用意して鑑賞会を開いたりしてみてください。現実のデート代や、気合いを入れた服・コスメ代に比べれば、推し活や趣味への投資なんて安いものです。 「リアルな恋愛をしていない自分」の隙間を埋めるのではなく、「フィクションを全力で楽しむ豊かな人生」を自らデザインしていく意識を持つことで、毎日の充実感は驚くほど跳ね上がります。
3. 「恋愛」以外のリアルな人間関係を充実させる
「恋愛はしんどいけれど、人との繋がりが全くないのは寂しい」と感じることもあるかもしれません。その場合は、恋愛感情が一切絡まない、フラットで安全な人間関係を育むことに注力しましょう。 例えば、共通の趣味を持つ友人との交流、推し活仲間とのオフ会、習い事やオンラインコミュニティでの繋がりなどです。そこには「どちらかが好意を持っているかも」「デートに誘わなきゃ」といった面倒な駆け引き(バグ)は存在しません。 恋愛関係にならなくても、あなたのことを大切に思い、一緒にいて居心地が良いと感じる人たちは必ずいます。「パートナーがいなければ孤独」という思い込みを捨て、多種多様な友人関係のネットワークを広げていくことが、心の安定に繋がります。
4. 周囲からの「恋愛しないの?」攻撃には「無敵の定型文」を用意する
これが一番厄介な問題かもしれません。親戚の集まりや職場の飲み会で、悪気なく「いい人いないの?」「恋愛しないなんてもったいないよ」と踏み込んでくる人たちへの対策です。 まともに受け止めて「自分は恋愛に向いていなくて…」と説明すると、相手は「そんなことないよ!」「まだ運命の人に出会ってないだけ!」と余計にヒートアップしてしまいます。 ここは、オタちゃん流の「のれんに腕押し作戦」でいきましょう。相手の言葉を真に受けず、笑顔でスルーするための定型文をいくつか用意しておくのです。
- 「今は仕事(や趣味)が恋人みたいなものなので、充実してるんですよー!」
- 「他人の恋愛話を聞くのが好きなので、〇〇さんの馴れ初めをもっと教えてくださいよ!」と話題をすり替える。
- 「良い人がいればいいんですけどね〜(笑)」と適当に同調して、すぐ別の話に変える。
相手は深い意味もなく「天気の話」レベルで恋愛の話題を振っているだけです。真面目に向き合ってエネルギーを消耗する必要はありません。定型文でサクッと防御の壁を張り、自分の領域(テリトリー)を守り抜いてください。
まとめ:あなたの心を守れるのは、あなただけ!
今回は「恋愛作品は好きだけど、リアルな恋愛はしんどい」というお悩みについて、限界オタクのオタちゃんの視点を交えて考えてみました。
世の中には、いろんな幸せの形があります。「恋愛をして結婚すること」だけが唯一の正解だと押し付けてくる社会の空気は、時にとても息苦しいものです。でも、他人の幸せを心から祝うことができて、フィクションの物語に涙できるあなたのその美しい感受性は、間違いなくあなた自身の人生を豊かにしてくれます。
しんどい現実に無理して飛び込む必要はありません。安全な観客席から、極上のエンターテインメントとして恋愛を楽しむ。それも立派な、そしてとても賢い人生の歩み方です。
もし、職場の人付き合いや、どうしても避けられないリアルな人間関係で「やっぱり疲れちゃうな…」と感じた時は、当ブログの他の人間関係にまつわる記事もぜひ読んでみてくださいね。あなたの心が少しでも軽くなるヒントが、きっと見つかるはずです。
最後に、オタちゃんから相談者さんへ、魂のエールをお願いします!
オタちゃん:「相談者さん!あなたの心は、最高級のガラス細工のように繊細で美しいんです!そんな尊い心を、泥だらけの3D恋愛サバイバルに放り込む必要は一切ありません!三次元のバグは華麗にスルーして、二次元の圧倒的な供給と、他人の幸せという名の無料コンテンツを栄養に、自分だけの推し活ライフを謳歌してください!!あなたの幸せな観客席ライフに、幸あれーーーッ!!」
それでは、また次回の「モヤモヤ解決ラボ」でお会いしましょう!モヤ子でした!

