目次
「婚活パーティーに行ってみたけど、全然話せなかった…」
「みんな上手に話してるのに、自分だけうまくできない」
婚活パーティーに初めて参加した方の多くが、こんな思いを抱えて帰ってきます。知らない異性が複数いる場で、限られた時間内にアピールしなければいけないプレッシャーは、慣れていない人にとって相当なものです。でも、「婚活パーティーで話せない」のは、あなたのコミュニケーション能力が低いからではありません。準備と攻略法を知っていないから、というだけのことがほとんどです。この記事では、婚活パーティーでうまく話せなかった経験を持つなつきさん(仮名)とあいちゃんの会話を通じて、次回から使える具体的な対策をお伝えします。「またうまくいかないかも」という不安を持ったまま参加するのと、しっかり準備して「今日は聞き役に徹しよう」という気持ちで参加するのとでは、経験が全く違うものになります。まずは今日ご紹介する方法を試してみてください。
相談タイム
「あいちゃん、昨日初めて婚活パーティーに行ってみたんだけど、全然ダメだった…」
28歳の会社員・なつきさん(仮名)が、がっくりとした様子で言った。
「どんな感じだったの?」
「最初のフリータイムで誰に話しかければいいかわからなくて、ずっと壁の近くに立ってた(笑)。で、向こうから来てくれた人とは少し話したけど、何を話せばいいかわからなくて、天気の話くらいしかできなかった」
「ああ、それはしんどかったね。でも、初参加でそれは結構あるあるだよ。婚活パーティーって、リアルに話す場に慣れてない人にはかなりハードル高いから」
「そうなのかな。なんか周りは楽しそうに話してて、自分だけ浮いてた気がして…」
「見えてる人って、うまく話せてるように見えるけど、実は内心緊張してる人多いよ。それに、婚活パーティーって、話し上手な人が勝つ場所じゃなくて、相手に話させるのが上手な人が勝つ場所なの」
「相手に話させる?」
「そう。自分が話さなきゃってプレッシャーを感じてると余計に話せなくなるんだけど、実は質問して相手に話してもらうだけでいいんだよ。うなずきながら聞いてるだけで、相手は楽しかったって感じることが多いから」
「え、そんなシンプルでいいの?」
「いいの!誰でも、話を聞いてくれる人のことは好きになりやすいじゃない。だから、婚活パーティーでは聞き役に徹する、くらいの気持ちで行った方がうまくいくよ」
「なるほど!でも、何を質問すればいいかわからなくて詰まっちゃうんだよね…」
「事前にいくつか質問ネタを用意しておくといいよ。お仕事は何されてるんですか?とか、最近ハマってることはありますか?とか、ふわっとした質問でも全然OK。相手がそこから話してくれるから、それを深掘りすればいい」
「確かに!それなら準備できそう」
「あと、最初の一言をどうするか考えておくとラクだよ。はじめまして、○○と申します。今日初参加なんですけど、よかったら話しましょう、みたいな。シンプルだけど、丁寧に話しかけると相手も受け入れやすいから」
「初参加って言っていいんだ。なんかそれを言うのが恥ずかしくて言えなかった」
「全然いいよ!むしろ初参加なんですって言うと、向こうもあ、じゃあ私が引っ張ってあげようってなりやすいし、正直なところが可愛く見えたりもするから」
なつきさんは少し表情が明るくなった。「そっか、ありのままを出せばいいんだね」
「そう!完璧に振る舞おうとするより、ちょっと緊張してますって正直な方が、かえって親近感を持ってもらえるよ。婚活パーティーって、緊張してるの自分だけじゃないから」
「そうか…みんな緊張してるんだね。なんかそれを聞いたら、少し楽になった」
「あとね、マッチング結果とかカード交換の数を気にしすぎないのが大事。1人でもいい出会いがあればラッキー、くらいの気持ちで行った方がいいよ。結果を気にしすぎると余計に緊張するから」
なつきさんは深く頷いた。「結果より過程を楽しむ、か。次はそういう気持ちで行ってみる」
「それで十分!あと、婚活パーティーって1回じゃわからないことも多いから、何回か行くうちに自分のスタイルが見えてくるよ。慣れも大事だから」
「ねえ、もうちょっと聞いていい?自分から話しかけるって、具体的にどうすればいい?なんかタイミングとかわかんなくて」
「フリータイムって、みんな誰かと話してたり、一人でいたりするから、一人でいる人を見つけたら近くに行って、はじめまして、って言うだけでいいよ。みんな話しかけてほしいと思ってるから、向こうも嬉しいはずだよ」
「え、一人でいる人もそう?怖そうだったら近づきにくくて…」
「一人でいる人は、話しかけてほしくて待ってる人が多いよ!自分もそうじゃない?一人でぽつんと立ってる時、内心は誰か来てくれないかなって思ってるでしょ?」
「確かに(笑)。そういう気持ちでいたかも」
「でしょ!だから、話しかける前から相手の表情とか読みすぎなくていいよ。まず近づいて、はじめましてって言えば、ほとんどの場合ちゃんと返ってくる。婚活パーティーって、みんな出会いを求めて来てるんだから、基本的に歓迎されるよ」
「話しかける相手を選ぶ時のポイントはある?」
「一人でいる人か、会話が終わったタイミングの人が話しかけやすいかな。複数で盛り上がってるグループに入るのはハードルが高いから、まず一人の人から始めるといいよ。あと、目が合った人、笑顔の人は話しかけやすいよ」
「なるほど!目が合ったらチャンスってことか」
「そう!目が合うって、向こうも意識してるサインだから。そこから笑顔でうなずくか、近づいていけば自然につながれるよ」
なつきさんはメモを取りながら何度もうなずいた。「なんか、難しく考えすぎてたのかも。まず近づいて、はじめましてって言うだけ、か。それなら明日でもできそう」
あいちゃんは微笑んだ。「そうそう!シンプルなことほど効果があるから。難しく考えてる間に機会は過ぎていくよ。難しく考えず、一歩踏み出すだけでいい」
なつきさんは次の週末、また婚活パーティーに申し込んだ。今度は「話しかけること」ではなく「質問すること」を目標に。そのたった一つの意識の変化が、彼女のパーティーへの向き合い方を大きく変えていった。
解決策
婚活パーティーで話せない原因を理解する
婚活パーティーで話せない主な原因は、「自分が話さなければいけない」というプレッシャーと、「何を話せばいいかわからない」という準備不足にあります。特に初参加の方は、初対面の異性に短時間で自分をアピールしようとして、余計に頭が真っ白になることがあります。しかし、婚活パーティーで求められるコミュニケーションは、流暢なトークではありません。「相手に心地よく話してもらえる環境を作ること」が最も重要です。相手の話を聞き、うなずき、共感するだけでも、相手は「楽しかった」と感じやすくなります。また、場慣れも大きな要因です。初めての場所・初めての空気・初めての流れに対する緊張は、誰にでもあります。2回3回と参加するうちに、「こういう雰囲気なのか」と体で理解でき、徐々に自然に振る舞えるようになります。1回参加してうまくいかなかったからといって、諦める必要は全くありません。婚活パーティーは「場数を踏むほど自分のスタイルができてくる」ものです。最初からうまくできる人はほとんどいません。
事前に「会話のネタ」を3つ準備する
婚活パーティーで会話が続かない方の多くは、その場で何を話すか考えようとして詰まります。これを防ぐには、事前に「会話のネタ」を3つ程度準備しておくことが効果的です。おすすめの質問ネタとしては、「お仕事は何をされているんですか?」「最近ハマっていることはありますか?」「どのあたりにお住まいですか?」などがあります。これらはどんな相手にも使いやすく、相手もある程度答えやすい質問です。また、自分のことを短く紹介する「自己紹介フレーズ」も事前に準備しておきましょう。名前・職業・趣味や好きなことを30秒で話せるようにしておくと、自然な流れで自己紹介ができます。準備することで「何を話そう」というパニックがなくなり、心にゆとりが生まれます。婚活パーティーは「アドリブで乗り切る場所」ではなく、「準備した分だけ楽しめる場所」です。加えて、事前に自分のプロフィールカードや自己紹介に何を書くかもしっかり考えておくと、パーティー自体もスムーズに進められます。
話すより「聞く」を意識する
婚活パーティーで「うまく話せなかった」と感じる方の多くは、「もっとうまく自分をアピールしなければ」と思っています。しかし、実際には「相手の話をよく聞いてくれた人」の方が好印象を持たれやすいです。会話の主役は自分ではなく「相手」にする、という意識を持つだけで、婚活パーティーへの向き合い方が変わります。具体的には、相手が話しているときはうなずきながら聞く、「それってどういうことですか?」と質問して深掘りする、「わかります!私も〜」と共感を示す、といったことを意識するだけで十分です。自分のことを10話すより、相手のことを8聞く方が、好感度が上がるケースが多くあります。特に婚活パーティーのような短時間の会話では、「この人と話していると楽しい」と思わせることが最大の目標です。そのためには、相手が話しやすい雰囲気を作ることが一番の近道です。
婚活パーティーの「数と種類」を戦略的に選ぶ
婚活パーティーには様々な種類があります。大人数のパーティー、少人数制のアットホームなパーティー、趣味や職業を軸にしたテーマパーティー、年齢層を絞ったパーティーなど。初参加の方や話すことに慣れていない方には、少人数制のパーティーやテーマパーティーがおすすめです。少人数であれば一人一人と話す時間が多く取れ、テーマがあれば最初から共通の話題があるため、会話のきっかけが生まれやすくなります。また、回数も大切です。1回行ってうまくいかなかったからといって諦めず、最低3〜5回は参加してみることをおすすめします。毎回少しずつ学びがあり、徐々にコツをつかめます。さらに、同じ主催会社のパーティーに繰り返し参加することで、「顔馴染み」のスタッフができ、会場の雰囲気にも慣れてくることで、リラックスしやすくなります。参考として、厚生労働省の結婚支援に関する調査でも、婚活パーティーを含む多様な出会いの場の活用が推奨されています。自分に合った婚活の場を見つけることが、成功への近道です。
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まとめ
婚活パーティーで話せないのは、あなたのコミュニケーション能力の問題ではありません。準備と意識の持ち方で、次回からがらりと変わります。「自分が話す」より「相手が話せる環境を作る」を意識し、事前にネタを3つ準備して臨みましょう。1回うまくいかなくても大丈夫。回数を重ねるごとに自分のスタイルができてきます。
よくある質問
婚活パーティーで話しかけるのが怖いです。どうすれば?
まず「完璧に話さなくてもいい」と自分に言い聞かせることが大切です。一言目だけ準備しておきましょう。「はじめまして、○○です。今日初参加なんですが、よかったら話しましょう」という一言で十分です。最初の一言さえ出れば、後は相手が話してくれることが多いです。また、「初参加です」「緊張してます」と正直に言うと、相手も優しく接してくれやすくなります。完璧を目指さず、まず一言話しかけることだけを目標にしてみてください。一人でいる方を見つけて近づくのが最もハードルが低いです。
話すネタが尽きてしまったらどうすれば?
事前に用意した質問ネタを使いましょう。「お仕事は何をされているんですか?」「最近ハマってることはありますか?」など、相手が答えやすい質問を3つほど準備しておくと安心です。また、相手の返答に興味を持って深掘りすることで、自然と会話は続きます。「それって、どういう仕事なんですか?」「それ、楽しそうですね!どこで知ったんですか?」といった深掘り質問は、ネタが尽きても会話を続ける強力な武器になります。沈黙ができても焦らずに、飲み物を手に取るなど自然な間を作ることで気まずさが和らぎます。
婚活パーティーで何回参加してもうまくいきません。どうすれば?
うまくいかない理由を一度振り返ってみましょう。話しかけていない・質問できていない・自分の話ばかりしている、のどれかに当てはまることが多いです。また、選ぶパーティーの種類を変えてみることも有効です。大人数より少人数、テーマなしよりテーマあり、のパーティーの方が話しやすいケースが多いです。さらに、婚活パーティー専門のコーチング・セミナーを受けてみるのも選択肢の一つです。客観的なアドバイスをもらうことで、自分では気づきにくい改善点が見えてきます。マッチングアプリと並行して使うことで、出会いの可能性を広げることも重要です。