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やりたいことリストを作っても実行できない、と落ち込んでいませんか。リストを書いた瞬間は満たされるのに、次の日にはもう動けない。そんな自分を「意志が弱い」と責めてしまう夜があります。
でも、本当にそうでしょうか。じつは、行動できない原因はあなたの性格ではありません。リストの「作り方」と「動き出し方」に、ちょっとした抜けがあるだけなのです。
このページでは、悩める28歳OLのモヤ子が、ジムの熱血トレーナーに相談しながら、リストを「ただの紙」で終わらせず、実際に体が動き出す習慣へ変えていく方法を一緒に探していきます。読み終わるころには、最初の一歩がぐっと軽くなっているはずです。
相談タイム
モヤ子「トレーナーさん、聞いてください…。わたし、やりたいことリストを作ったんです。旅行とか、資格とか、副業とか、ぜんぶで30個も。書いたときはすごくワクワクしました」
熱血トレーナー「いいですね!30個も書き出せたのは立派ですよ。それで、いくつか動き出せましたか?」
モヤ子「それが…1個も。書いただけで満足しちゃって、気づいたら3か月たってました。リストはスマホのメモに眠ったままです」
熱血トレーナー「なるほど、よくあるパターンですね。でも安心してください。それ、あなたがサボってるわけじゃないんです」
モヤ子「えっ、でも何もできてないですよ。完全にわたしの意志が弱いせいだと思ってました」
書いて満足してしまう自分が情けない
モヤ子「リストを見るたびに、できてない自分を突きつけられる感じがして…。だんだんメモを開くのもこわくなってきました」
熱血トレーナー「その感覚、大事ですよ。逃げたくなるのは、リストが『できてない証拠リスト』になってるからです」
モヤ子「証拠リスト…たしかに。見るたびに罪悪感がわいてきます」
熱血トレーナー「筋トレでも同じです。いきなり100キロのバーベルを目の前に置かれたら、誰だって近寄りたくなくなる。重すぎる目標は、人を動けなくするんですよ」
モヤ子「わたしのリスト、まさに100キロのバーベルだらけかも…」
やる気はあるのに体が動かない
熱血トレーナー「やる気がないわけじゃないんですよね?」
モヤ子「ないわけじゃないんです。やりたい気持ちはちゃんとある。なのに、いざやろうとすると体が重くて、結局スマホをいじって一日が終わる…」
熱血トレーナー「それ、気持ちと行動の間に大きな段差があるんですよ。やる気というガソリンはあるのに、エンジンのかけ方がわからない状態です」
モヤ子「エンジンのかけ方…。たしかに、何から手をつければいいか毎回わからなくなります」
熱血トレーナー「だったら今日は、その『最初のひと押し』をどう作るかを、体の話として一緒に考えていきましょう。頭じゃなくて、まず体からです!」
モヤ子「体から…。なんだか、ジムっぽくて新鮮です。お願いします!」
解決策
熱血トレーナー「では本題です。やりたいことリストを実行できない人には、共通する4つのつまずきがあります。ひとつずつ、トレーニングのように解いていきましょう」
計画疲れの正体を知って書く量を減らす
熱血トレーナー「まず知ってほしいのが『計画疲れ』です。リストを作る作業そのもので、脳が満足して疲れてしまう現象ですね」
モヤ子「書いただけで満足しちゃうの、それが原因なんですか?」
熱血トレーナー「そうなんです。人の脳は、目標を口に出したり書いたりするだけで、達成したときと近い満足感を得てしまうことがあるんですよ」
モヤ子「じゃあ、リストを丁寧に作り込むほど、逆に動けなくなるってことですか…?」
熱血トレーナー「そのとおり!色を分けたり、きれいにレイアウトしたり。作る作業に夢中になるほど、肝心の行動エネルギーが先に使い切られてしまうんです」
モヤ子「うわ、わたし完全にそれです。リストの見た目だけは完璧でした…」
熱血トレーナー「だから提案です。リストは『下書きメモ』くらいラフでいい。むしろ書きすぎないことが大事なんですよ」
モヤ子「ラフでいいんですね。きれいに作らなきゃって、ずっと思い込んでました」
熱血トレーナー「その思い込みが、じつは行動のブレーキなんです。完璧なリストを作ろうとするほど、スタート地点が遠のいていく。これってもったいないですよね」
モヤ子「たしかに…。わたし、リストを直すのに何時間も使ってました。あれ、ぜんぶ準備運動で力尽きてた感じです」
熱血トレーナー「いい例えです!ジムでもストレッチに30分かけて、本番のトレーニングをする頃にはヘトヘト、なんて人がいます。準備に全力を出してはいけないんですよ」
モヤ子「準備はほどほどに、本番に力を残しておく。なんだか体の話だと、すっと腑に落ちます」
熱血トレーナー「でしょう?やりたいことリストも、立派な計画書じゃなく『動き出すためのきっかけメモ』だと思ってください。そう考えるだけで、ぐっと気が楽になりますよ」
壮大すぎる目標は1つに絞る
熱血トレーナー「次のつまずきは『目標が大きすぎる』ことです。30個並んだリストって、見ただけで圧倒されませんか?」
モヤ子「します…。全部やらなきゃと思うと、どれも手につかなくなるんです」
熱血トレーナー「人は選択肢が多すぎると、かえって何も選べなくなります。これは行動心理ではよく知られた現象なんですよ」
モヤ子「選べないから、結局ぜんぶ後回し…。完全にそのループでした」
熱血トレーナー「だから、まず1つに絞りましょう。30個の中から『今いちばん心が動くもの』を1個だけ選ぶ。残り29個は、いったん目の前から消すんです」
モヤ子「えっ、29個も捨てちゃうんですか?もったいない気が…」
熱血トレーナー「捨てるんじゃなくて『あとで戻る箱』にしまうだけです。筋トレも同じで、初日から全部位を鍛える人はいません。今日は脚の日、と決めるから集中できるんですよ」
モヤ子「なるほど…。1個に絞ると考えると、急に肩の力が抜けました」
熱血トレーナー「その軽さが大事なんです!ちなみに、ダイエットが続かない人も同じ落とし穴にはまります。気になるならダイエットが続かない理由は意志じゃない!熱血トレーナーが教える仕組み化の方法も読んでみてください。意志ではなく仕組みで動く話です」
モヤ子「1個に絞るって、なんだか他のことを諦めるみたいで、ちょっと不安もあります」
熱血トレーナー「わかります。でも逆なんですよ。1個に集中するから、その1個が早く前に進む。結果として、29個に手を出すより多くを達成できるんです」
モヤ子「えっ、そうなんですか?欲張らないほうが、結局たくさんできる…?」
熱血トレーナー「そうです!同時に5個追いかけると、どれも中途半端で1個も終わらない。でも1個ずつ片づければ、半年で何個も終わります。これが集中の力ですよ」
モヤ子「言われてみれば、わたし30個に手を広げて、0個でした…」
熱血トレーナー「だからこそ、まず1個。選ぶ基準は『今いちばん心が動くもの』でいいんです。理屈で『役に立ちそう』を選ぶより、ワクワクするものを選んだほうが続きますよ」
モヤ子「心が動くもの…。考えてみたら、わたしは旅行がいちばんかも。資格は『やらなきゃ』で選んでました」
熱血トレーナー「いいですね!その『やらなきゃ』で選んだものは、たいてい後回しになります。心が動くものから始めると、最初の一歩が驚くほど軽くなるんですよ」
5分で始められるサイズまで小さく刻む
熱血トレーナー「1個に絞ったら、次はそれを『5分で始められるサイズ』まで小さく刻みます」
モヤ子「5分…?たとえば『英語を話せるようになる』だと、どう刻むんですか?」
熱血トレーナー「いい例ですね。『英語を話せるようになる』はゴールが遠すぎます。まず『アプリを1つスマホに入れる』まで小さくする。それだけです」
モヤ子「えっ、アプリを入れるだけでいいんですか?それじゃ何も進んでない気が…」
熱血トレーナー「進んでます!動き出しでいちばん重いのは『最初のひと押し』なんです。アプリを入れた人は、その日のうちに1問やってみたくなる。これが体の自然な流れです」
モヤ子「たしかに、ゼロと1じゃ全然ちがいますね」
熱血トレーナー「そうそう!『今日中に終わらせる』じゃなくて『今から5分だけ始める』。この言い換えが、動けない自分を動かすコツです」
モヤ子「5分なら、たしかにやれそうな気がします」
熱血トレーナー「その『やれそう』が合図です。脳が『これくらいならいいか』と許可を出した瞬間に、体は動き始めるんですよ。勉強が頭に入らない人も、最初のハードルを下げると一気に変わります。勉強が頭に入らない原因と解決策、あいちゃんに聞いたら全部解決したも参考になりますよ」
モヤ子「ハードルを下げるって、なんだかズルしてるみたいな気もします…」
熱血トレーナー「ズルじゃありません!むしろ賢いんです。たとえば厚生労働省が紹介する運動習慣づくりでも、いきなり激しい運動ではなく『今より少し多く体を動かす』ことから始めるよう勧めています。小さく始めるのは、れっきとした続けるための科学なんですよ」
モヤ子「国も小さく始めることをすすめてるんですね。なんだか安心しました」
熱血トレーナー「そうなんです。続く人ほど、最初を小さくしています。たとえば運動なら『1駅分だけ歩く』、英語なら『1単語だけ覚える』。笑っちゃうくらい小さくていいんですよ」
モヤ子「1単語だけ…。それなら、寝る前でもできちゃいますね」
熱血トレーナー「その通り!しかも、1単語だけのつもりが、気づいたら5単語やってた、なんてことがよく起きます。これは『始めると続けたくなる』という体の性質を利用してるんです」
モヤ子「始めちゃえば、あとは勝手に乗っていける感じなんですね」
熱血トレーナー「そうなんです。だから『始める』のハードルだけを、徹底的に低くする。終わらせることは、いったん忘れていいんですよ」
先に予定を入れて行動を体に染み込ませる
熱血トレーナー「最後のつまずきは『やる時間を決めていない』ことです。やりたいことを『いつか』に置くと、その日は永遠に来ません」
モヤ子「うっ…。わたしの『いつかやる』、ほんとに一回も来てないです」
熱血トレーナー「だから、先にカレンダーへ予定を入れてしまうんです。『水曜の夜21時、英語アプリ5分』みたいに、時間と場所をセットで決める」
モヤ子「予定にしちゃうんですね。歯医者の予約みたいに」
熱血トレーナー「まさにそれ!人は『やろうと思ってること』はサボれても、『予定に入ってること』はやろうとします。これは意志じゃなく仕組みの力です」
モヤ子「でも、予定を入れても結局その時間に他のことしちゃいそうで…」
熱血トレーナー「だからコツがあります。今ある習慣の『直後』にくっつけるんです。たとえば『お風呂から出たら、すぐ英語アプリ』みたいに」
モヤ子「すでにやってる習慣に、くっつけるんですね」
熱血トレーナー「そうです!毎日かならずやることって、誰にでもありますよね。歯磨き、お風呂、夕食。その直後は、体がすでに動いているから、新しい行動も乗せやすいんです」
モヤ子「たしかに、ゼロから動き出すより、流れに乗っかるほうが楽そうです」
熱血トレーナー「『◯◯したら、△△する』。この型で予定を作ると、忘れにくいし、サボりにくい。きっかけが毎日勝手にやってくるからです」
モヤ子「仕組み…。意志に頼らなくていいなら、わたしでもできるかもしれません」
熱血トレーナー「できますよ!しかも、毎週同じ曜日と時間にすると、体がリズムを覚えます。歯磨きみたいに、考えなくても動けるようになるんです」
モヤ子「習慣になると、やる気すらいらなくなるんですね」
熱血トレーナー「そのとおり!習慣の強さは、やる気の何倍も頼りになります。ちなみに英語を例にしましたが、社会人の学び直しのリスタート術は英語の勉強が続かない社会人へ。スキマ時間活用でリスタートする方法がくわしいので、あわせてどうぞ」
モヤ子「ありがとうございます。でも…もし途中でサボっちゃったら、どうすればいいですか?それがいちばんこわくて」
熱血トレーナー「いい質問です!そこがいちばん大事なので、最後に『再開のしかた』をお話ししますね」
まとめ
熱血トレーナー「では、今日の流れを整理しましょう。やりたいことリストを実行できないのは、意志の弱さではありません。リストの扱い方に4つのコツが抜けていただけです」
モヤ子「はい。まず、リストを作り込みすぎて満足する『計画疲れ』に気をつける、でしたね」
熱血トレーナー「そうです。だから、リストはラフでいい。次は?」
モヤ子「壮大な目標を全部やろうとせず、今いちばん心が動く1個に絞る。残りは『あとで戻る箱』へ」
熱血トレーナー「完璧です。3つ目は?」
モヤ子「絞った1個を、5分で始められるサイズまで小さく刻む。『終わらせる』じゃなく『始める』に言い換える」
熱血トレーナー「いいですね!そして4つ目」
モヤ子「先にカレンダーへ予定を入れて、毎週同じリズムにして体に染み込ませる。意志じゃなく仕組みで動く、ですね」
続かなくても自分を責めずに再開する
熱血トレーナー「そして、さっきの質問の答えです。途中でサボっても、自分を責めないでください。これがいちばん大事なルールです」
モヤ子「でも、続けられなかったら意味がない気がして…」
熱血トレーナー「ちがいます。1日休んでも、また始めれば習慣は復活します。問題は『休んだこと』じゃなく『休んだ自分を責めてやめてしまうこと』なんです」
モヤ子「責めることが、いちばんの敵なんですね」
熱血トレーナー「そうです!筋トレでも、1回休んだ人より『休んだからもうダメだ』とやめる人のほうが伸びません。だから合言葉は『休んだら、ただ再開する』。それだけです」
モヤ子「休んだら、ただ再開する…。なんだか、すごく救われました」
熱血トレーナー「むしろ、最初から『たまに休む前提』で計画してください。完璧に毎日やろうとするから、1日崩れただけで全部投げ出したくなるんです」
モヤ子「休む前提…。たしかに、わたしいつも100点を狙って、80点で落ち込んでました」
熱血トレーナー「80点、十分すごいですよ!週5できればいいや、くらいの気持ちで始めると、不思議と長続きします。ゆるさは、続けるための立派な戦略なんです」
モヤ子「ゆるくていいんだ…。なんだか、ずっと張りつめてた肩の力が抜けました」
熱血トレーナー「その力の抜け具合がベストです!がんばりすぎる人ほど、早く燃え尽きます。長く続けたいなら、あえて余白を残してくださいね」
熱血トレーナー「将来が漠然と不安なときも、結局この小さな再開の積み重ねが効いてきます。夜に考えこんでしまう人はこのままでいいのか不安な夜の乗り越え方ものぞいてみてください。気持ちが少し軽くなりますよ」
モヤ子「読んでみます。今日からまず、1個に絞って、5分だけ始めてみますね!」
熱血トレーナー「その意気です!まず体から、ですよ。応援してます!」
よくある質問FAQ
やりたいことリストは何個まで書いていいですか
モヤ子「リストって、何個まで書いていいんでしょう?つい欲張って増やしちゃいます」
熱血トレーナー「書く分にはいくつでも構いません。大事なのは『今動かす1個』だけ前に出すことです。残りは別の場所にしまっておく。表に出すのは常に1個、と決めれば、何個書いても圧倒されずに済みますよ。リストは倉庫、行動の棚は1個分。そうイメージしてください」
5分だけやってもすぐ飽きてしまいます
モヤ子「5分始めても、すぐ集中が切れて飽きちゃうんです。これって向いてないってことですか?」
熱血トレーナー「いえ、まったく問題ありません!5分で飽きたら、その日はそこで終了でいいんです。目的は『続けること』より『始めるクセをつけること』ですから。飽きても毎回始められていれば大成功です。そのうち、気づけば5分が10分に伸びる日が自然にやってきますよ」
1つ終わったら次は増やしてもいいですか
モヤ子「1個が習慣になったら、2個目を足してもいいんでしょうか?」
熱血トレーナー「もちろんです!ただし、1個目が『考えなくても動ける』レベルになってから足してください。焦って2個3個と増やすと、また計画疲れに逆戻りします。1個が歯磨きみたいに自動化されたら、満を持して『あとで戻る箱』から次の1個を出す。この順番を守れば、無理なく増やしていけますよ。目安としては、最低でも3週間ほど同じ習慣が続いてからにすると安心です。体がそのリズムを覚えるまでは、欲張らず1個に集中しましょう」