将来が不安なのに、何もできていない毎日
目次
将来が不安なのに、何もしていない。そんな自分に嫌気がさす夜、ありませんか?
毎朝7時に起きて、満員電車に揺られて、なんとなく仕事をこなして、帰宅してご飯食べてスマホを眺めて眠る。それを繰り返す毎日。別に大きな不満があるわけじゃない。会社が嫌いなわけでも、人間関係が最悪なわけでもない。でも、なんとなく「これでいいのかな?」っていう、ぬるま湯に浸かり続けるような居心地の悪さが、ずっとある。
特にしんどくなるのが、夜中にSNSをだらだら眺めているとき。同い年の子が「昇進しました!」とか「起業して半年で〇〇万円達成!」なんて投稿しているのを見ると、じわっと胸が痛くなる。うらやましいわけじゃない……と思いたいけど、やっぱりちょっとうらやましい。そして同時に「私は将来が不安なのに何もしていない」って気持ちが、どっとのしかかってくる。
将来が不安なのはわかってる。このままじゃいけない気もしてる。でも何をすればいいのかさっぱりわからなくて、結局ぼーっとスマホを眺め続けて、気づいたら日付が変わってる。「何もしていない」自分が嫌なのに、何かをする気力も出てこない。そんな最悪のループにはまっているような感覚で、余計しんどくなる。
私、モヤ子は都内で普通の会社員として働いている28歳。手取りは毎月20万円ちょっと。特別なスキルがあるわけでも、これといった副業をしているわけでもない。「このまま5年後、10年後どうなるんだろう」って考えると、正直ぞっとする。年齢のことも、結婚のことも、お金のことも、キャリアのことも、考えなきゃいけないことは山積みなのに、全部がぼんやりしていて何から手をつければいいのかまったくわからない。
毎週末「今週こそ何か始めよう」と思うのに、結局のんびりして終わる。月曜日が来るたびに、また一週間が過ぎてしまったという罪悪感だけが積み上がっていく。将来への漠然とした不安が、ずっと胸の奥に居座ってるんです。
そんなある日、帰り道にふらっと立ち寄った近所の喫茶店で、常連のおじさまと話すことになりました。「テキトー紳士」と私が心の中で呼んでいる、70代くらいのゆったりとした雰囲気のおじさま。珈琲片手にのんびり文庫本を読んでいることが多くて、いつも穏やかな笑顔が印象的な方です。その日はなんとなく隣の席に座ってしまって、気づいたら将来への不安を全部ぶちまけていました。
おじさまはコーヒーをひと口すすって、のんびりと言ったんです。「そりゃあ、ええじゃないの」って。
え?それだけ?
頭の中が「???」でいっぱいになりました。でも、そのあとに続いたおじさまの言葉が、じわじわと心に残って離れなくて。今日はその会話を、そのままお届けしたいと思います。将来が不安で何もしていない、と感じている方に、少しでも届けばいいなと思って。
喫茶店のおじさまに「将来が不安で何もしていない」と打ち明けた夜
モヤ子:「あの……おじさま、ちょっと聞いてもいいですか。最近、将来のことがすごく不安で。でも不安なのに何もしてないんですよね。毎日ぼーっと過ごして、気づいたら週末が終わってて、また月曜日が来て。なんか、このままでいいのかなって」
テキトー紳士:「ふうん。不安なのに何もしてない、か。それって、悪いことなのかね?」
モヤ子:「え?悪いことじゃないんですか?将来が不安なら、何か行動しなきゃだめじゃないですか。資格を取るとか、貯金を増やすとか、スキルアップするとか。でも私、全然できてなくて。それがまた嫌で……」
テキトー紳士:「うーん。じゃあ聞くけど、その不安って、具体的にどんな不安なの?5年後、どうなってると思う?」
モヤ子:「どうなってると思うって言われても……なんかこう、ぼんやりとしてるんですよね。お金がなくなるとか、仕事がうまくいかないとか、結婚できないとか。でも、どれもふわっとしてて、具体的に何が怖いのかって聞かれると、うまく言えないんです。とにかく漠然と怖い、みたいな」
テキトー紳士:「そうそう。それがミソなんだよ。将来への漠然とした不安っていうのはね、正体がないから怖いんだ。霧の中を歩いているようなもんでね、霧って手でつかめないから怖い。でも、霧の中に入ってみると、案外たいしたものじゃなかったりする。不安の正体を見ようとすることが、最初の一歩なんだよ」
モヤ子:「でも、おじさまみたいにどっしり構えられないです。私、あれこれ考えすぎちゃって。老後とか2000万円問題とか、年金とか、なんかもう全部不安で」
テキトー紳士:「老後の心配を、今の28歳がするの?ずいぶん先のことを心配しているんだね。まあ、それはそれで大事なことだけどさ、全部一気に考えようとするから、頭がパンクするんじゃないかな。まず一個だけ、一番気になることを選んでみるといい」
モヤ子:「確かに……。でも、早めに考えておかないといけないじゃないですか。気づいたら手遅れ、とかなりたくないし」
テキトー紳士:「手遅れって、何が手遅れになると思ってるの?」
モヤ子:「うーん……。スキルアップとか、貯金とか、資格の取得とか。20代のうちにやっておかないと、30代ではもっと大変って聞くし」
テキトー紳士:「ふうん。それで、今のあなたは、毎日ちゃんと仕事はしているの?」
モヤ子:「はい、それはまあ、普通に。残業もそんなにないし、職場の人間関係も悪くはないし。特別なことは何もしてないけど、仕事自体はきちんとやってると思います」
テキトー紳士:「じゃあ、十分じゃないの。毎日仕事をちゃんとやって、家に帰って、飯食って、寝る。それって、普通に生きてるってことだよ。何もしていないんじゃなくて、生活をしているんだ。その区別、大事だよ」
モヤ子:「でも、それって当たり前のことじゃないですか。みんなやってることですよ」
テキトー紳士:「当たり前のことを、毎日ちゃんとやるのって、実はなかなか難しいことだよ。私が若い頃なんか、もっとぐだぐだしていたから(笑)。でもね、あなたが言う『何もしていない』っていう感覚、それがどこから来るかわかる?」
モヤ子:「どこから……?やっぱり、SNSとかで活躍してる同世代を見るからですかね」
テキトー紳士:「そうだよ。SNSっていうのは、みんなの人生のハイライトだけを集めたアルバムだから。365日のうち、輝かしい3日間だけを写真に撮って並べてある。残りの362日は、きみと同じようにぼーっとしてたり、悩んだりしているんだよ。それを見て『自分だけ何もしていない』と思うのは、少し損だよね」
関連記事:お金が貯まらない理由って何?解決法をロジカルに考えてみたもあわせて読んでみてください。
関連記事:このままでいいのか不安な夜の乗り越え方もあわせて読んでみてください。
モヤ子:「確かに……そう言われてみると、そうですよね。でも、頭ではわかっていても、比べてしまうんですよね。ついつい。将来が不安なときって、特に比べやすくなるというか」
テキトー紳士:「それは人間の性だからね、仕方ないよ。比べるなって言われても難しい。でも、比べる対象を変えてみたらどうだろう。他人じゃなくて、1年前の自分と比べる。1年前と今、何か変わったことはある?」
モヤ子:「1年前……。去年の私かぁ。仕事はちょっと慣れた気がします。あと、ちょこちょこ貯金できるようになりました。少しだけど。あと、料理が若干うまくなったかも」
テキトー紳士:「ほら、ちゃんと変わってるじゃないか。それが成長というもんだよ。派手じゃなくていい。ゆっくりでいい。自分のペースで少しずつ変わっていければ、それで十分なんだ。将来が不安で何もしていないと感じている人ほど、自分の小さな変化を見逃しがちなんだよ」
モヤ子:「でも、そのペースだと、将来が不安なんですよね。何年後かに後悔するんじゃないかって」
テキトー紳士:「後悔するかどうかは、やってみなきゃわからないよ。未来の自分が何を後悔するかなんて、今の自分には予測できない。むしろね、何もしていないことを責め続けることが、一番のもったいないことだと思う。自分を責めるエネルギーって、もっと楽しいことに使えるんだよ」
モヤ子:「楽しいこと……。最近、楽しいことってなんだったかな。なんか、不安でいっぱいになってから、楽しいことが思い浮かばなくなってきた気がします」
テキトー紳士:「それはいかんね。それが一番いかん。将来のことを考えるのも大事だけど、今日を楽しまないと、楽しかった日々がゼロになってしまう。将来って、今日の積み重ねでしょ。今日が楽しくなければ、将来も楽しくないよ」
モヤ子:「今日を楽しむ……。なんか、シンプルだけど、忘れてたことを言われた気がします。将来が不安で何もしていないって思い続けるうちに、今日のことを全然考えられてなかった気がする」
テキトー紳士:「将来が不安で何もしていないって思うときはね、少し肩の力を抜いてみてよ。全部一気にやろうとしないで、今日できる小さなことをひとつだけやればいい。たとえば、今日の夕飯をちょっと丁寧に作るとか、好きな本を1ページ読むとか。それだけでいい」
モヤ子:「そんなにちょっとでいいんですか?もっとしっかりした計画を立てなきゃいけない気がしていました。週間スケジュールを作ったりとか、目標設定したりとか」
テキトー紳士:「計画ってね、立てた瞬間は気持ちいいけど、続かないことが多いでしょ。だから最初は小さく始めることが大事なんだよ。それを続けていくと、いつの間にか習慣になる。習慣になれば、それが生活の一部になる。生活が変われば、不安の形も変わってくる」
モヤ子:「小さく始めるか……。なんか、言われてみると当たり前のことかもしれないですが、今の私には目から鱗でした。焦りすぎてたのかも」
テキトー紳士:「当たり前のことが、一番大事なんだよ。みんな難しいことを探しすぎるんだ。将来が不安なら、まず今日の自分を大事にすること。今日の積み重ねが、5年後、10年後を作っていくんだから」
モヤ子:「おじさまって、若い頃に将来が不安になったこととか、なかったんですか?」
テキトー紳士:「あったよ、もちろん。若い頃なんて不安だらけだったよ。仕事がうまくいかないとか、お金がないとか、人間関係とか。でもね、その不安は、全部なんとかなってきた。完璧にとはいかないけど、なんとか生きてきた。きみも、なんとかなるよ」
モヤ子:「なんとかなる……。その言葉、すごく久しぶりに聞いた気がします。最近、そういうこと言ってくれる人いなくて。将来が不安で何もしていないって責められることはあっても」
テキトー紳士:「みんな、どこかで『ちゃんとしなきゃ』って思いすぎているんだよ。ちゃんとしなくていいとは言わないけど、もうちょっとテキトーでもいいんじゃないかな。完璧じゃなくていい。テキトーにやって、失敗して、そこから学べばいい。人生ってそんなもんだよ」
モヤ子:「テキトーに……。でも、失敗するのが怖くて」
テキトー紳士:「失敗しないように慎重にしすぎると、何も始められなくなる。失敗って、痛いけどね、貴重な体験なんだよ。私の人生、振り返ってみると、うまくいったことより失敗から学んだことの方が多い。だからね、将来が不安で何もしていないと感じるなら、まず小さく失敗してみなさい。それが第一歩になるから」
モヤ子:「小さく失敗する……。なんか、逆転の発想ですね。失敗を目指すって、考えたことなかったです」
テキトー紳士:「そうだよ。失敗を避けようとするんじゃなくて、失敗してもいいくらいの小さなことから始めてみる。そうすると、意外と怖くないことに気づく。そして、気づいたら少し前に進んでいる。それが積み重なって、1年後には別の景色が見えているよ」
モヤ子:「そっか……。なんか、少し楽になった気がします。将来が不安で何もしていないって、ずっと自分を責めすぎてたかも」
テキトー紳士:「責めなくていい。あなたは今日もちゃんと生きているんだから。それだけで十分だよ。さあ、もう一杯飲む?」
モヤ子:「はい、ぜひ(笑)。おじさま、ありがとうございました。なんか、肩の力がすっと抜けた気がします」
将来が不安で何もしていないと感じたときに、今日からできること
不安の正体を紙に書き出してみよう
将来が漠然と不安なのに何もしていない……と感じているとき、まず試してほしいのが、頭の中にある不安を紙に書き出すことです。これ、やってみると案外びっくりするんですよ。「将来が不安」という大きな塊が、実は「お金が貯まっていない」「スキルが身についていない気がする」「このまま独身だったらどうしよう」みたいな、いくつかの具体的な悩みに分かれていることが多い。
頭の中でぐるぐるしているうちは、全部がひとつの大きな怪物に見えてしまいます。でも紙に書き出してみると、「あ、実はこんなことが気になっていたんだ」と整理できて、少し落ち着くんです。私も実際にやってみて、ノートを広げて「なんで不安なのか」をとにかく書きまくったことがあります。
最初は「なんとなく不安」としか書けなかったのに、書き続けていると「副業できていない」「資格の勉強が続かない」「貯金が月2万しかできていない」という具体的な言葉が出てきました。具体的になると、じゃあどうすれば少しだけ改善できるか、を考えやすくなる。将来への漠然とした不安は、正体をはっきりさせることで、ちょっとだけ小さくなります。
紙じゃなくても、スマホのメモでも、LINEの自分宛てメッセージでもOK。とにかく「見える形」にすることが大切です。頭の中に住み着いた不安の怪物に、正式な名前をつけてあげる作業だと思うと、少し楽しくなるかもしれませんよ。将来が不安で何もしていないと感じるときこそ、まずペンを持つことから始めてみてください。不安を言語化する10分が、明日への一歩になります。書き出すたびに「あれ、意外とこれだけのことだったな」と思えることも多いはずです。そのくらい、頭の中に抱えていると不安は大きく見えてしまうものなんです。
今日できる小さなことをひとつだけやってみよう
おじさまの言葉で一番刺さったのが、「今日できる小さなことをひとつだけやればいい」という言葉でした。将来が不安だと、どうしても「全部一気に解決しなきゃ」という気持ちになってしまいます。貯金もしなきゃ、スキルアップもしなきゃ、体も動かさなきゃ……って、全部いっぺんにやろうとして、結局何もできない。そんな経験、ありませんか?
私はまさにそれでした。「今月から家計簿つけて、ランニングして、英語の勉強して、副業リサーチして……」って意気込むんだけど、3日も続かない。そして続かなかった自分を責めてまた落ち込む、という無限ループ。将来が不安なのに何もできていない、という自己嫌悪がさらに積み上がっていく。このループ、ほんとうにしんどいんですよね。
でも、おじさまの言葉を聞いてから、発想を変えました。とにかく「今日ひとつだけ」を決める。それも、できるだけ小さく。たとえば「今日は夕飯のあと10分だけスマホを置いて読書する」とか「Youtubeで英語のショート動画を1本見る」とか「明日の夜ご飯を少し丁寧に作る」とか。そのくらいのレベルから始めてみたら、続けられるようになったんです。
小さな積み重ねって、最初は意味があるのかな?ってわからなくなります。でも、1ヶ月続けると「あれ、ちょっとできることが増えた?」ってなる。将来が不安で何もしていないと感じているなら、まず今日ひとつだけ、本当に小さなことを決めてみてください。「テキトーでいい」というおじさまの言葉は、完璧を目指さなくていい、という意味でもあったんだと思います。完璧な計画より、小さな実行のほうがずっと価値があります。やれた自分を少しだけほめてあげることも、忘れずに。
SNSと自分を比べる時間を意識的に減らそう
将来が不安で何もしていないという感覚が強くなるタイミングを思い返してみると、だいたいSNSを見た後なんですよね。インスタで「〇〇達成!」「転職成功!」「副業で月20万!」みたいな投稿を立て続けに見た後に、「私は何もしていない……」とどんより落ち込む。これ、本当によくあるパターンだと思います。
おじさまが言っていた「SNSは365日のうち輝かしい3日間だけを集めたアルバム」という言葉、私は頭ではわかっていたつもりだったんですけど、実際に意識してSNSと距離を置いてみると、全然気持ちが違ったんです。夜寝る前の30分だけはSNSを見ない、というルールを自分に課してみたら、布団に入ったときの「何もしていない私」という罪悪感がかなり減りました。
もちろん、SNSを完全にやめる必要はないです。私も好きで見ているし、楽しい情報もたくさんある。でも、自分の将来への不安が高まっているなと感じるタイミングでのSNSは、ガソリンに火を注ぐようなもの。意識的にタイミングを選ぶだけで、かなり気持ちが楽になります。将来への漠然とした不安が強い時期は、特に意識してみてください。
比べる対象を「他人の輝かしい一面」から「1年前の自分」に変えるだけで、自己肯定感がじわじわ上がっていきます。去年の私より、ちょっとだけ料理がうまくなった。去年より、ちょっとだけ貯金が増えた。そういう小さな進歩を、ちゃんと自分で認めてあげることが大事なんだと気づきました。将来が不安で何もしていないと感じているときこそ、1年前の自分との比較が一番の薬になります。
「なんとかなる」という感覚を育てよう
「なんとかなるよ」というおじさまの言葉、最初は少し無責任な言葉のように聞こえました。でも今は、これが一番大切な感覚なんじゃないかなと思っています。将来が不安で何もしていないと感じているとき、一番しんどいのは「将来がどうなるかわからない」という不確実性への恐怖だと思うんです。
でも、考えてみると、私たちはこれまでもいろんなことをなんとかしてきた。就活が不安だったけど、なんとかなった。初めて一人暮らしを始めたとき不安だったけど、なんとかなった。新しい部署に異動したとき不安だったけど、なんとかなってきた。そういう小さな「なんとかなった」の積み重ねが、「きっと次もなんとかなる」という感覚を育てていくんだと思います。
完璧な計画を立てて、完璧に実行しなくても、人生ってなんとか流れていくものなんだ、というおじさまの言葉は、私にとって目から鱗でした。「ちゃんとしなきゃ」という呪いを少し手放して、テキトーに今日できることをやってみる。それで十分だと自分に許可を出す。将来への漠然とした不安には、この「なんとかなる感覚」を育てることが、じわじわと効いてくると感じています。
信頼できる人に話を聞いてもらうことも、とても有効です。私はあの日、たまたま喫茶店でおじさまに話せたことで、すごく楽になれた。不安って、頭の中でひとりで抱えていると、どんどん膨らんでいくんです。でも誰かに話すと、自然と整理されていく。将来が不安で何もしていないと感じているなら、信頼できる誰かにちょっと話してみることも、大切な第一歩になりますよ。完璧に悩みを解決してもらわなくていい。ただ聞いてもらうだけで、不安の重さがだいぶ軽くなるものです。
モヤ子の気づき(番外編)
あの喫茶店での会話から、私の中で少し変わったことがあります。それは、「何もしていない自分」を責めるのをやめた、ということです。
将来が不安で何もしていない、と感じていたとき、私はずっと自分を責めていました。「なんでもっと行動できないんだろう」「あの人はあんなに頑張っているのに」「このままじゃだめだ」。そういう言葉が、頭の中でぐるぐると回り続けていた。その言葉が、余計に動けない自分を作り出していた気がします。責めることで消耗して、さらに何もできなくなる。それがまたつらくて、自分を責める。そんな悪循環でした。
でも、おじさまと話して気づいたんです。不安を感じながらも毎日仕事を続けていること、少しずつでも貯金できていること、この喫茶店に立ち寄ってモヤモヤを吐き出せたこと。それ全部、ちゃんと「やっていること」だって。完璧な行動じゃなくても、大きな成果じゃなくても、毎日生きていることそのものが、すでに何かをしているということなんだと。
将来への漠然とした不安は、まだ完全には消えていません。正直、今もたまにぐるぐる考えることはある。でも、以前みたいに「不安で何もしていない自分が嫌だ」という二重の苦しさはなくなってきた気がします。不安はあっていい。何もしていないように見える日があっていい。そんな自分を、ちょっとだけ許してあげるようになりました。おじさまの「なんとかなるよ」という言葉と、穏やかな笑顔が、じわじわと背中を押してくれています。テキトー紳士のおじさま、本当にありがとうございました。
まとめ:将来が不安で何もしていなくても、大丈夫
将来が不安で何もしていない、というモヤモヤは、多くの人が感じていることだと思います。SNSで輝かしい同世代を見るたびに、自分だけ取り残されているような気持ちになる。でも、それは「SNSはハイライト集」というおじさまの言葉を思い出せば、少し楽になれるかもしれません。
大切なのは、完璧な計画を立てることでも、焦って全部一気に解決しようとすることでもなくて、今日できる小さなことをひとつだけやってみること。将来への漠然とした不安を紙に書き出して正体を知ること。1年前の自分と比べて小さな成長を認めること。そして「なんとかなる」という感覚を少しずつ育てていくこと。
将来が不安で何もしていないと感じている夜は、肩の力を抜いて、まず今日という日を大事にしてみてください。今日を積み重ねることが、きっと5年後の自分を作っていくから。このブログでは、こんなふうにモヤ子の日常のモヤモヤをいろんなキャラクターと一緒に解決していっています。他の記事もぜひのぞいてみてくださいね。
将来が不安で何もしていない気がする……そんなときは、テキトー紳士のおじさまのように「まあ、ええじゃないの」と少しだけ自分に言ってあげましょう。あなたは今日も、ちゃんと生きているんだから。それだけで、十分です。
✦ 星からあなたへの手紙 ✦
ホシのカルテ
生年月日だけで届く、4占術合わせ技の本格AI鑑定書
四柱推命・西洋占星術・数秘術・タロットで今月のあなたを読み解きます