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28歳になって、気づいたら周りが結婚ラッシュだった。去年だけで職場の同期3人が入籍し、学生時代からの友達グループのLINEには毎月のように妊娠報告が届く。「おめでとう」ってスタンプを送るたびに、正直ちょっとだけ焦る自分がいる。
わたし、彼氏ができない。正確に言うと、ここ2年ほど彼氏がいない状態が続いている。前の彼氏と別れたのが26歳のとき。別れた理由はそれほど大きくなくて、なんとなく価値観がずれてきたと感じて、自然消滅みたいな形で終わった。だからこそ、「次の恋愛は早いうちに」と思っていたのに、いざ動き出してみると全然うまくいかない。
マッチングアプリを3つ試した。最初は意気込んで毎日スワイプして、メッセージして、会って、「なんか違う」を繰り返して、いつの間にかアプリを開くのが億劫になっていた。合コンにも4回行ったけど、いいな、と思った人には後から「彼女ができました」と言われ、向こうから連絡をくれた人はタイプじゃなくて申し訳なさしかなかった。職場にいいなと思う人がいたこともあったけど、職場恋愛のリスクを考えすぎて何もできないまま時間が過ぎた。
彼氏ができない理由、自分なりにいろいろ考えてみた。仕事が忙しくて出会いが少ない?外見に問題がある?性格がキツいと思われてる?恋愛にガツガツしすぎてる?逆に引きすぎ?何が原因かわからなくて、ぐるぐる考えてはモヤモヤする日々が続いている。
自分磨きのために英会話を始めて、ジムにも通い始めて、ネイルもこまめに変えて、スキンケアも丁寧にするようになって、「なんか変わったね」って言われるくらいには外見も意識するようになった。でも彼氏はできない。もう何が問題なのかわからなくて、「わたしって彼氏できない体質なのかな」とすら思い始めている。
そんなときに思い浮かんだのが、あいちゃんだ。職場の後輩の友達で、天然パーマにピアスで常に明るくて、「なんか元気出た!」ってなる存在。物事をいつも前向きに変換するのが得意で、落ち込んでる友達を元気にするのがめちゃくちゃうまい。彼女に相談したら、きっとわたしの彼氏できない理由を全肯定して変換してくれるんじゃないかと思って、仕事帰りにカフェに呼び出した。
結果から言うと、「え、それ最高じゃない?」って言われまくった。でも不思議と、聞いているうちに本当に「最高かもしれない」という気持ちになってきた。同じように「なんで彼氏できないんだろう」と悩んでいる人がいたら、ぜひ読んでみてほしい。
彼氏できない理由がわからなくて、あいちゃんに相談してみた
仕事帰りにカフェに入って、わたしはあいちゃんに洗いざらい話した。2年彼氏がいないこと。マッチングアプリで何人かと会ったけどうまくいかないこと。彼氏できない理由が自分でもわからないこと。あいちゃんはチャイを一口飲みながら、「んで、どうしたいの?」と聞いてきた。
モヤ子:「どうしたいって、彼氏が欲しいんだけど。でもなんか、なんで彼氏できないのかわかんなくて。理由を自分なりに考えるんだけど、考えれば考えるほど自分がダメな人間みたいに思えてきて、余計しんどくなるんだよね。」
あいちゃん:「え、まず2年ひとりでいられたってことじゃん。それめちゃくちゃすごくない?2年間、自分の時間をちゃんと守ってきたってことじゃん。え、それ最高じゃない?自分のペースで生きてきたってことだよ。」
モヤ子:「いや最高じゃないって(笑)。焦ってるんだって。周りが結婚してるし、このままずっと彼氏できなかったらどうしようって思うと、夜に不安になることもあって。」
あいちゃん:「周りが結婚してるのと、モヤ子が彼氏できないのって、全然別の話じゃない?比べる必要がないんだよね。人の人生のペースって全部違うんだよ。隣の人が走り出しても、モヤ子が今歩いてていい理由がどこにもないわけじゃないんだよね。」
モヤ子:「わかってはいるんだけどね。でも焦る気持ちは止められなくて。特に友達の妊娠報告が来たときとか、すごいおめでたいことなのに、なんかモヤっとする自分がいて、その自分もイヤで。」
あいちゃん:「それって普通だよ。そう感じて当然。モヤっとするのは、自分もちゃんと幸せになりたいって気持ちがあるからじゃん。別に意地悪な感情じゃないよ。でもさ、その焦る気持ちって、相手にも伝わってることあるかもよ?デートしてるとき、無意識に『この人でどうかな』って品定めしちゃってたりしない?」
モヤ子:「…あるかも。そういえばデートしてて、『この人と付き合ったらどうなるかな、結婚までいけるかな』って考えてることある。1回目のデートで、なんか先の先まで考えちゃってた気がする。」
あいちゃん:「それ!それが多分、彼氏できない理由のひとつになってると思う。未来を先取りしすぎて、今この瞬間を楽しめてないんだよ。目の前の人をちゃんと見てないというか、その人じゃなくて『彼氏候補という枠』を見てるみたいな状態になってるかも。」
モヤ子:「確かに。デートが全然楽しくなかったわけじゃないけど、どこかで評価してた。この人は年収どれくらいかなとか、趣味合うかなとか、親とうまくやれそうかなとか、考えすぎてた気がする。」
あいちゃん:「でもそれって、真剣に考えてる証拠でもあるから、悪いことじゃないんだよ。ただ、真剣すぎて力んじゃってる。デートで一個だけ目標を決めるとしたら、『今日のデートを楽しむ』だけにしてみたら?それ以上のことは考えなくていい、みたいな。」
モヤ子:「肩の力を抜く、か。簡単なようで難しいな。あと、わたしって話が長いって言われたことがあって、それも彼氏できない理由かなって気になってて。」
あいちゃん:「え、話が長いってどんな感じで言われたの?何か具体的なエピソードある?」
モヤ子:「なんか、一個の話を結論まで全部話すまでずっと喋り続けちゃうみたいで。友達に『モヤ子の話、気づいたら10分経ってる』って言われたことがあって。デートでも、気がつくと自分だけがずっと話してた、みたいなことがあった。」
あいちゃん:「それ彼氏できない理由というより、話の熱量がすごいってことじゃん!え、それ最高じゃない?聞いてて飽きなさそうだし、話すことがたくさんある人って一緒にいて楽しいよ。ただデートだと、相手の話も引き出せると二人の会話になるから、時々間を作る練習はしてみてもいいかも。『最近どう?』って聞いて、次の話は相手に渡す感じ。」
モヤ子:「確かにそう言われると少し気が楽になる。話が長い=ダメ、じゃなくて、使い方の問題なのかな。じゃあ外見はどう?わたし顔がいいほうじゃないし、それも彼氏できない理由になってる気がして。」
あいちゃん:「ちょっと待って。モヤ子、ジムも通ってるって言ってたじゃん。ネイルもちゃんとしてるし、英会話も通ってるし、スキンケアも丁寧にしてるって言ってたじゃん。十分すぎるくらい自分磨きしてるじゃん。顔がよくなくて彼氏ができないんじゃなくて、そもそもの出会いの数が少ない可能性が高いと思うんだけど。」
モヤ子:「出会いの数?でもマッチングアプリやってるよ?3つも登録してるし、結構ちゃんとやってるつもりなんだけど。」
あいちゃん:「マッチングアプリだけじゃなくて、リアルの出会いはどう?合コン行ったり、友達の紹介とか、職場以外でなんか活動してる?趣味のサークルとかイベントとか。」
モヤ子:「職場と家の往復ばっかりかな…。休日はだいたいひとりで過ごしてる。ジム行くか、家でネトフリ見るか、くらい。」
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あいちゃん:「それだよ!彼氏できない理由、そこが一番大きいと思う。アプリで出会う人って、お互いなんか構えてるじゃん。リアルで、同じ場所に何度も来る人って、自然と顔を覚えて、話しかけやすくなって、そこから仲良くなるパターンが多いんだよ。なんか継続的に参加できる場所を作ってみたら全然違うと思う。」
モヤ子:「趣味のコミュニティか。ジム通ってるけど、そこで話したことは全然なくて。みんな黙々としてるし。」
あいちゃん:「ジムって確かに話しかけにくいよね。グループで何かをする場所がいいんだよね。わたしの友達、料理教室で彼氏できたよ。一緒に作って、一緒に食べる時間があるから、自然と距離が縮まりやすいみたいで。共通の体験があると話題に困らないしね。」
モヤ子:「料理教室かあ。でも彼氏を作るために料理教室行くって、なんか目的がバレそうで恥ずかしい。みんなそれ見透かしてるんじゃないかって。」
あいちゃん:「え、全然よくない?料理も上手くなれて、出会いもあるかもってコスパ最高じゃん!彼氏できなくても料理の腕上がるし、友達できるかもしれないし、どっちに転んでも得じゃん。それ最高じゃない?出会いを期待しながら行って何が悪いのって感じだよ。堂々と行けばいい。」
モヤ子:「言われてみれば確かに(笑)。なんか料理教室、ちょっとありかもって思えてきた。あとさ、わたしって好みがはっきりしてて、タイプじゃない人には全然ときめかないんだよね。それも彼氏できない理由になってると思って。」
あいちゃん:「タイプってどんな感じ?どんな人がいいの?」
モヤ子:「背が高くて、清潔感あって、話が面白くて、仕事もちゃんとしてて、優しくて、価値観が合う人。あと収入もある程度あったら安心で…って書いてたら、なんか多いな(笑)。」
あいちゃん:「ね(笑)。全部クリアする人、まずそうそういないよね。そして仮にいたとしたら、その人にはわたしたちとは別次元のモテる人がいっぱい群がってるかもしれないし。それ彼氏できない理由になってるよ。でもさ、付き合ってみて好きになるパターンって、結構あるよ?最初ビビビじゃなかったのに、一緒にいる時間が積み重なって、気づいたら好きになってたって話、聞いたことない?」
モヤ子:「それはわかるんだけどなあ。でも最初から全然タイプじゃないと、次のデートに進む気になれなくて。なんか、ときめかないまま付き合うのって相手に失礼な気がして。」
あいちゃん:「それすごい優しい考え方だよね。でもさ、条件を全部クリアしなくていいから、ひとつだけに絞ってみたら?『一緒にいて楽か』って基準だけ。難しいこと考えずに、『このご飯の時間が楽しかったか』それだけで次のデートを決めてみてよ。」
モヤ子:「それだけか(笑)。シンプルすぎて逆に難しい気もするけど、確かにそれなら判断しやすいかも。」
あいちゃん:「シンプルが一番だよ。あとさ、モヤ子って自分のことどう思ってる?彼氏できない理由を探すとき、全部自分のせいにしてたりしない?」
モヤ子:「…してると思う。なんか、彼氏できない理由を考えるときって、全部わたしが悪い方向で考えちゃってた。外見が悪い、性格がキツい、話が長い、がっつきすぎ、みたいな。でも言葉にすると、なんか自分を責めてばかりだったな。」
あいちゃん:「それだよ!自分が悪いって思ってると、それが顔に出るんだよね。なんか自信なさそうな雰囲気が出て、相手も一緒にいてテンション上がらないみたいな。自分のことを好きでいるって、意外と大事なんだよ。さっきの話の熱量もそうだけど、全部モヤ子のいいところを自分で潰しちゃってる感じがする。」
モヤ子:「自分を好きでいる、か。なんかそれが一番難しい気がする。どうすればいいのかもわからなくて。」
あいちゃん:「急に大好きになる必要はないよ。毎日ひとつだけ、今日の自分のよかったことを見つけるだけでも全然違うよ。ご飯おいしく作れた、でもいいし、仕事でちゃんとメール返せた、でもいい。小さいことを積み重ねると、自分に優しくなれる練習になるから。」
モヤ子:「それ、続けられそう。なんかあいちゃんと話してたら、彼氏できない理由って全部自分が嫌いになる話じゃないのかもって思えてきた。出会いの数を増やして、デートを楽しむことだけ考えて、自分のことも少し好きになっていく、か。」
あいちゃん:「そう!全然そんなことないよ。モヤ子はちゃんと自分磨きもしてるし、真剣に考えてるし、相談に来るくらい行動力もあるし。それだけで十分すごいと思う。彼氏できない理由を全部自分のせいにしてたのが、一番の問題だったんじゃないかな。環境を変えるだけで、全然変わると思うよ。」
モヤ子:「なんかすごく楽になった。ありがとう、あいちゃん。彼氏できない理由を全部否定材料にしてたけど、別の見方があるんだって気づいた。今日話して本当によかった。」
あいちゃん:「でしょ!モヤ子は全然大丈夫だよ。ていうかさ、彼氏できないって悩んでるくらい前向きに考えてる人が、ずっと彼氏できないわけないじゃん。その熱量と真剣さがある人が、ちゃんと出会いの場に出ていったら、絶対なんか変わるって。それ最高じゃない?」
モヤ子:「全部最高にするの上手すぎでしょ(笑)。でも本当に元気出た。料理教室、調べてみる。」
彼氏できない理由と向き合うための4つのポイント
彼氏できない理由を「自分責め」に使わないようにしよう
彼氏ができないと、どうしても「わたしのここが悪いんだ」という方向で原因を探してしまう。顔がよくない、性格がキツい、話が長い、がっついてる、引きすぎ――と、自分のあらゆる部分を彼氏できない理由として並べていくと、最終的に「わたし自身がダメ」という結論になってしまう。でもあいちゃんが言っていたように、それは全部「自分が嫌いになる材料」として使っているだけで、本当の原因分析じゃない。
彼氏ができない理由を考えるとき、大切なのは「変えられること」と「変えられないこと」を分けてみること。出会いが少ないなら増やせばいい。デートで力みすぎているなら、目標を変えてみればいい。でも「顔がよくない」という点については、今の自分の外見を最大限に活かすことを考えた方がずっと前向きだ。外見のコンプレックスは、自分磨きで「気にならなくなる」レベルに変えていくことができる。
彼氏できない理由を正直に見つめることは大事だけど、それが自己否定のループになってしまったら意味がない。「なぜできないのか」を考えながら、同時に「できていること・自分のいいところ」もちゃんとリストアップしてみてほしい。わたしも試してみたら、「ちゃんと自分磨きをしている」「真剣に考えている」「諦めずにチャレンジしている」という、地味だけど大切な事実が出てきた。自分をフラットに見ることが、次の一歩につながる。
彼氏できない理由が「性格」や「外見」だけじゃなく、「環境」や「タイミング」の問題であることも多い。特に20代後半になると、仕事が忙しくなって自然と恋愛に割く時間が減ってくる。「彼氏できないのは自分のせい」ではなく、「環境のせいもある。だったら環境を変えよう」という発想の転換が、最初の一歩になる。
出会いの数を増やすことを最優先にしてみよう
彼氏できない理由として見落とされがちなのが「そもそも出会いの数が少ない」という問題だ。マッチングアプリだけに頼っていると、ある種の疲れが出てくる。プロフィールを読んで、メッセージして、会って、違うとなって――このサイクルを繰り返すうちに、恋愛そのものが義務作業になってしまう。そうなると、デートに行く前から「どうせうまくいかない」という気持ちが先行して、表情も暗くなる。
リアルな場での出会いは、マッチングアプリとは違う空気感がある。同じ趣味や目標を持った場所で出会う人とは、最初から共通の話題があって自然と距離が縮まりやすい。料理教室、スポーツのサークル、読書会、ボードゲームカフェ、社会人向けのイベントなど、「一緒に何かをする」場所は意外とたくさんある。
わたしはジムに通っているけど、黙々とトレーニングするだけで誰とも話したことがなかった。でもジムのグループクラスやスタジオレッスンに参加してみると、終わった後に話しかけやすい雰囲気ができる。「きつかったですね〜」だけで会話のきっかけになるし、毎週顔を合わせているうちに自然と仲良くなれる。
彼氏できない理由として「出会いが少ない」を挙げる人は多いけど、実際にそれを解消するための行動を起こしている人は案外少ない。「どこかで出会えないかな」と待つのではなく、「出会いが生まれやすい場所に自分から行く」という意識の切り替えが、大きな変化をもたらす。まずは月に1回、新しい場所に顔を出してみることから始めてみよう。それだけでも、世界は少し広がる。
「デートを楽しむ」だけを目標にしてみよう
あいちゃんに指摘されて気づいたのが、「デートで相手を評価しすぎていた」という問題だ。彼氏できない理由のひとつに、この「採点マインド」がある。「この人と付き合えるかどうか」を最初のデートから意識しすぎてしまうと、目の前の人と楽しむことよりも、相手のスペックを確認することに意識が向いてしまう。
1回のデートで全部わかるわけがない。ルックス、仕事、価値観、話の面白さ……全部を1回で確かめようとするのは、相手にとっても重い。そういう「確認するぞ」という目線は、相手にも伝わってしまって、なんとなく圧迫感を生む。まずは「一緒にいて楽しいかどうか」だけを基準にして、2回目・3回目と回数を重ねる中で少しずつ相手を知っていく方が、自然な関係に発展しやすい。
デートに行く前に「絶対に今日中に答えを出さなくていい」と自分に言い聞かせてみることをおすすめする。食事が美味しければそれでよし。話が合わなくても、面白かったエピソードを一つ持ち帰るつもりで出かける。そういう気楽さが、かえって自然な笑顔につながって、相手にも好印象を与える。
緊張してガチガチでいるより、肩の力が抜けて楽しそうにしている人の方が圧倒的に魅力的に映る。彼氏できない理由として「デートがうまくいかない」と感じている人ほど、「もっと気楽にいよう」という意識が助けになる。お互いに「今日を楽しむ」という共通ゴールを持てると、会話も弾みやすくなるものだ。
自分のことを好きでいることが、実は一番の近道
彼氏できない理由を探し続けていると、気づかないうちに自己肯定感がどんどん下がっていく。「やっぱりわたしはダメなんだ」という気持ちが積み重なると、それが表情や言動ににじみ出て、相手もなんとなく居心地が悪くなる。逆に、自分のことを好きでいる人は、それが自信として伝わって、相手も一緒にいたくなる。これは感覚的な話ではなく、実際に表情や言葉のトーン、立ち居振る舞いが変わるということだ。
自分を好きになるのは難しい。でも、急に「わたし最高!」と思う必要はない。まずは「今日の自分のよかったこと」を一つだけ毎日見つけてみることから始める。「ちゃんと朝起きられた」「仕事で一個タスクを終わらせた」「美味しいランチを食べた」――本当になんでもいい。小さなことを積み重ねていくうちに、自分に対する見方が少しずつ変わっていく。
わたしは「自分が好き」と思えていなかったから、「なぜ彼氏ができないのか」という問いが、そのまま「なぜわたしはダメなのか」にすり替わっていた。でも自分に対して少し優しくなってみると、彼氏できない理由が「自分が悪い」という話じゃなくて、「環境を変えたり、出会いを増やしたりすることで解決できる」問題だって見えてきた。
彼氏を作るための第一歩は、もしかしたら自己否定をやめることかもしれない。自分のことを大切に思えると、同じように大切に扱ってくれる相手を引き寄せやすくなる。自信がある人は表情や言葉が変わって、実際に人を引きつける力が強くなる。自分磨きは外見だけじゃなくて、自分への見方も磨いていくことで、より大きな変化をもたらす。
モヤ子の気づき:彼氏できない理由は「わたしがダメ」じゃなかった
あいちゃんに相談する前、わたしは彼氏できない理由を全部「自分の欠点」として捉えていた。話が長い、好みがうるさい、出会いを探す気力がない、デートが楽しめていない――全部ひっくるめて「だからわたしはダメなんだ」という結論に持っていっていた。
でもあいちゃんの言葉を聞いているうちに、見え方が変わってきた。話が長いのは「熱量がある」から。好みがはっきりしているのは「自分の価値観が明確」だから。デートで真剣になりすぎるのは「ちゃんと向き合っている」から。全部、角度を変えると強みになる。
彼氏できない理由を探すとき、自分を責めるためじゃなくて、環境や行動を変えるためのヒントとして使うべきだった。出会いの数が少ないなら増やせばいい。デートで力みすぎているなら、目標を「楽しむ」だけにすればいい。自己肯定感が低いなら、小さなことから自分をほめる習慣をつければいい。どれも、自分を否定することなく取り組める。
あいちゃんに話して一番よかったのは、「彼氏できない理由」が「わたしがいらない理由」じゃないって気づけたことだ。2年間ひとりでいたのは、ちゃんと自分のペースで生きてきたということ。それはちょっと誇っていいことかもしれない。次は、その自分のペースを保ちながら、もう少しだけ世界を広げてみる番だ。
料理教室、調べてみた。来週の体験レッスン、申し込んだ。彼氏ができるかはわからないけど、あいちゃんの言う通り、どっちに転んでも得だと思うことにした。
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まとめ
彼氏できない理由は、「自分がダメだから」じゃないことがほとんどだ。出会いの数が少ない、デートで力みすぎている、自己肯定感が下がっている――そういった、変えられることがほとんどだ。自分を責めるためではなく、行動のヒントとして使うことが大事。
まず出会いの間口を広げてみること。マッチングアプリだけに頼らず、リアルで一緒に何かをする場所に顔を出してみること。デートでは採点するのをやめて、今日を楽しむことだけを目標にすること。そして毎日ひとつ、自分のよかったことを見つけること。この4つを少しずつ意識するだけで、見えてくる景色は変わる。
あいちゃんみたいに「え、それ最高じゃない?」と言ってくれる人が身近にいると最高だけど、そういう人がいなくても、自分の中に「全肯定してくれるあいちゃん」を住まわせてみるといい。彼氏できない理由を考えるとき、まず「わたしのよかったこと」を一個見つけてから始めてみてほしい。焦らなくていい。ちゃんと動けば、ちゃんと変わる。応援しています。
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