休日になると焦燥感が消えない…これって私だけ?
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あぁ、また週末が来てしまった……。こんなこと言うと「え、休みなのに何が不満なの?」って思われそうだけど、最近、心からそう感じてる自分がいる。
毎週金曜の夜、仕事が終わってホッと一息つく瞬間は嬉しい。でもその喜びも束の間、すぐに胸の奥にモヤモヤとした焦燥感みたいなものが広がってくるの。「明日から休みだ!何しようかな?」ってワクワクできればいいのに、頭の中を駆け巡るのはこんなことばかり。「この休みを無駄にしてはいけない」「何か有意義なことをしないと、時間がもったいない」「みんな、きっと充実した週末を過ごしてるんだろうな」そんな焦りや漠然とした不安ばかりが湧いてくる。
結局、土日も朝から晩まで何かしていないと落ち着かない。読書、映画、カフェ巡り、ジム……。どれも好きなことのはずなのに、心のどこかで「これでいいのかな?」「もっとやるべきことがあるんじゃないか?」って、ずっと誰かに急かされているような感覚がある。ゆったりしたカフェのソファに座っていても、心の中ではせかせかしていて、全然リラックスできていないんだよね。
SNSを開けば、友達や同僚が旅行に行ったり、スキルアップの勉強をしたりしてる投稿が流れてきて、「私、何もできていないな」って余計に休日の焦燥感が募る。しかも見ているうちに「あの子、もう英語の資格取ったの?」「先輩、副業まで始めたんだ……」なんて、どんどん自分と比べてしまって、どん底の気分になってしまうことも。
日曜の夜になると「今日何やったっけ……」って虚しくなって、「また休日を無駄にした」って自己嫌悪に陥る。でも実際には外に出て、動いて、色々こなしてるはずなんだよ?それなのになんで「何もしていない」感覚に苛まれるんだろう。本当に意味がわからないし、毎週これの繰り返しで正直しんどい。
週末のたびにこの焦燥感に悩まされて、月曜日には逆に「仕事のほうが楽だな」なんて思う始末。休日なのに全然休めてない、心が満たされない感覚。これって私だけじゃないよね?同じように感じてる人、絶対いると思うんだけど……。
実は、同じような話を友人からも聞いたことがある。先日も同期の田中さんが「ねえモヤ子、休日って何してる?私、ぼーっとしてると何かしなきゃって焦ってきてさ」って言ってた。わかるわかる!ってなったし、これって現代人あるあるなのかもしれない。「休日 焦燥感」って検索したら同じ悩みを持つ人の声がたくさんあって、少し安心した(笑)。
そんなとき、いつもふらりと立ち寄る駅前の古い喫茶店で、常連のテキトー紳士に話しかけてみた。このおじさま、なんだか人生を適当に生きてそうなのに、妙に的を射たことを言うんだよなあ。
テキトー紳士との相談タイム|休日の焦燥感、どうすれば消える?
モヤ子:「あの、ちょっといいですか。最近、休日のたびに焦燥感がひどくて本当に困ってるんですよ。せっかくの土日なのに、朝から『何かしなきゃ』って気持ちがずっと頭から離れなくて」
テキトー紳士:「ほう、焦燥感ねえ。それはまた深刻な響きだが、コーヒー一杯で打ち明けられる程度の悩みかい?まあ、話を聞かせてごらんよ。ここは急ぐ必要もないし、コーヒーもゆっくり飲めるから」
モヤ子:「笑えないですよ(笑)!せっかくの休みなのに、ぼーっとしていると罪悪感みたいなものが出てきて、何かしないといけない気がしてしまうんです。一日動き回って夜になっても、『今日何やったっけ』って虚しくなるし、むしろ疲れだけが残ってる感じで」
テキトー紳士:「なるほどね。何もしていないわけじゃないのに、何かをした気がしない、ということかね。それは確かに奇妙な話だね」
モヤ子:「そうなんです!外出もしてるし、本も読んでるし、ジムにも行ってる。でも夜になると達成感がなくて、むしろ疲れだけ残ってる感じで。これってどういうことなんですかね」
テキトー紳士:「ふうん。それはおそらく、休んでいるつもりで、全然休んでいないからだよ。体は動かしているのに、心が一向に休んでいない」
モヤ子:「え、でも動いてますよ?何もサボってないですし、むしろ積極的に色々やってるつもりなんですけど」
テキトー紳士:「体を動かすことと、心が休むことは、まったく別の話だよ。君は休日も頭の中でずっと何かを評価していないか?『これは有意義か』『これで十分か』『もっと効率よくできないか』って。そういう自問自答を一日中繰り返していたら、心は働き通しだよ」
モヤ子:「……確かに、ずっと採点してる感じはあります。これをやったから◎、ぼーっとしてたから△、みたいな。休日なのに通信簿をつけてる感じ(笑)」
テキトー紳士:「そのジャッジする癖が、君の休日を全部仕事にしているんだよ。リラックスしようとしながら、その様子を採点しているわけだから、完全に矛盾しているだろう。放課後に『遊びの質を評価しながら遊ぶ』子供なんていないでしょ」
モヤ子:「……確かに。休もうとする自分を監視してる感じ、あります。監視員つき休暇みたいで、全然リラックスできないですよね」
テキトー紳士:「ところで、その焦燥感はいつ頃から始まったんだね?学生の頃もそうだったのかい?」
モヤ子:「うーん、気づいたら、ですかね。社会人3年目くらいから徐々に。学生の頃はぼーっとするのが普通だったし、休日に何もしなくても全然気にしてなかったんですけど」
テキトー紳士:「仕事に慣れてきて、効率とか成果とかを考えるようになってきたころかね。それは自然な流れだよ。ただ、それが休日にも染み出してしまっているわけだ」
モヤ子:「あ……そうかもしれない。仕事で成果とか目標とか気にするようになってから、休日も無意識に『今日の成果は?』って計算してるのかも。完全に職業病ですね」
テキトー紳士:「そういうことだよ。職業病みたいなものだね。仕事モードのスイッチが休日もオフにならない。でも、それは君が悪いんじゃなくて、今の社会が『生産性』を過剰に重視しているからでもある」
モヤ子:「じゃあどうすればいいんですか?意識して休むようにする、とか、休み上手になる方法を勉強するとか、ですか?」
テキトー紳士:「そうじゃない。『意識して休む』なんてやろうとしたら、それもまた仕事になる。休み方を改善しようと努力する、というのも立派な労働だよ。『うまく休めるようになる』を目標にした瞬間、もうそれは仕事だ」
モヤ子:「え、じゃあどうするんですか(笑)。何もしなくていいって言われても、それが難しいんですよ」
テキトー紳士:「適当にしてりゃいいんだよ。何も決めなくていい。休日に計画を立てること自体が、もう仕事っぽくなってるんだから。タスクリストを消化するのが休日になってしまってる人は多い」
モヤ子:「で、でも計画がないと一日が終わって後悔しちゃいます。去年の夏、何もしない休日を過ごしたら、夕方に虚しくなって泣きましたもん。あの感覚がトラウマで……」
テキトー紳士:「ふむ。その虚しさは、何もしなかったことへの後悔じゃなくて、自分を責める癖から来ているんじゃないかな。何もしない自分を許せなかっただけで、体はちゃんと休めていたはずだよ。心が追いつかなかっただけだ」
モヤ子:「……そうかも。ぐったりして横になってるのに、頭の中では『早く動かないと』ってずっとうるさかった気がします。体は休んでたのに心は大忙しだったんですかね」
テキトー紳士:「それが問題の核心だよ。体が休みたいって言ってるのに、頭がそれを許さない。頭が常に監視しているから、体は休んでいても心が休まらない。心と体が別々の方向を向いてしまっているわけだ」
モヤ子:「頭のうるさいやつを黙らせる方法はありますか?何か魔法の言葉とか(笑)」
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テキトー紳士:「黙らせようとするから逆にうるさくなるんだよ。頭が何か言っても、『あ、またうるさいことを言ってるな』って眺めておけばいい。戦わなくていい。雑音を無視しようとするほど気になるのと一緒だよ」
モヤ子:「……それってマインドフルネスってやつですか?最近流行ってますよね」
テキトー紳士:「難しく考えなくていい。ただ、コーヒーを飲んで、美味しいなと思う、それだけでいい。それが今ここにいるということだよ。瞑想でも座禅でもなく、ただ今この瞬間に集中するだけ」
モヤ子:「……私、休日にコーヒーを飲みながら『コーヒー飲んでる時間を有効活用しないと』って考えてた気がします(笑)。コーヒーを飲みながら次に何をするか考えるの、もはや癖になってますね」
テキトー紳士:「ほらね。コーヒーを飲むことがすでに有効な時間なのに、その上に何かを乗せようとしている。全部に意味を求めすぎているんだよ。コーヒーはただ美味しく飲むためにある。それ以上でも以下でもない」
モヤ子:「でも、働いてる友達とか先輩とか見てると、休日も勉強したり資格取ったりしてて……。私だけ何もしてないと置いていかれる気がして。休日の焦燥感の根っこはそこかもしれないです」
テキトー紳士:「その比較こそが、休日の焦燥感の大きな原因のひとつだよ。SNSに上がっているのは、みんなのハイライトだからね。24時間のうちのキラキラした2時間だけ見せられているわけだ。残りの22時間は君と同じように、だらだらしてたり悩んでたりしてるはずだよ」
モヤ子:「確かに……。私もSNSに上げるのって外食した時とか綺麗な写真撮れた時だけだし、ぼーっとした日常は投稿しませんよね。みんな同じか(笑)」
テキトー紳士:「誰もが自分の退屈な日曜日をSNSには上げないからな。だからみんなが充実しているように見えてしまう。でも実際は、みんな同じように休日の焦燥感に悩んでいるものだよ。君が特別ダメなわけでもない」
モヤ子:「そうなのかな……。なんか、それを聞いてちょっと楽になりました。孤独じゃないんだって」
テキトー紳士:「休日っていうのは、何かを達成するための時間じゃなくて、ただ存在していい時間なんだよ。何もしなくていい、どこにも行かなくていい、誰とも比べなくていい。存在するだけで十分なんだ」
モヤ子:「ただ存在していい時間……。なんか、それって許可を出してもらった感じがします(笑)。私、誰かに許可してもらわないと休めないのかも」
テキトー紳士:「そう。そもそも休日に許可なんていらないんだけど、真面目な人ほど誰かに許可してもらわないと休めないんだよ。それはね、自分を大事にする訓練が足りていないんだ」
モヤ子:「刺さります……。私、誰かに『今日はぼーっとしてよかったですよ』って言ってもらわないと安心できないのかもしれない。上司に『よく休めました』って報告したい感じ(笑)」
テキトー紳士:「自分で自分に言ってやればいい。『今日も生きてた、十分だ』ってね。大げさに聞こえるかもしれないけど、それくらいの基準で十分なんだよ。生きてることがすでに仕事をしているわけだから」
モヤ子:「……なんかじわじわきます。生きてただけで十分か。なんか涙出そう(笑)」
テキトー紳士:「あとね、焦燥感が出てきたときに『なぜ焦っているのか』を深掘りしてみるといいかもしれないよ。たいていは、心の奥にある漠然とした将来への不安や、誰かに認められたいという気持ちが根っこにある。焦燥感は症状であって、原因はもっと深いところにあることが多い」
モヤ子:「将来への不安、確かにあります。このまま何も成長しないで30代になってしまうんじゃないかって。特に理由はないんですけど、なんとなく時間が過ぎていくのが怖くて」
テキトー紳士:「30代になることが問題なのかね?私なんてすっかり60を過ぎているよ(笑)。毎日なんとなく生きてるが、割と楽しいぞ」
モヤ子:「違いますよ(笑)。成長できていないまま歳だけ取るのが怖いんです。同期が出世したり、結婚したりしてるのを見ると、焦燥感が一気に高まって」
テキトー紳士:「成長というのは、何か劇的なことをしないといけないと思っているのかもしれないね。でも、今日一日を穏やかに過ごして、心を回復させることも立派な成長だよ。エネルギーが満タンでなければ、何も生み出せないからね。消耗しきったまま無理に動いても、いいものは生まれない」
モヤ子:「……休むことも成長の一部、ということですか。そう考えると少し許せる気がします」
テキトー紳士:「そういうことだよ。無理して動き続ける車と、定期的にガソリンを入れて走る車、どちらが長く遠くに行けるかね。答えは明らかだろう」
モヤ子:「後者、ですよね……。私、ずっとガス欠寸前で走り続けようとしてたのかも。そりゃしんどいわけだ」
テキトー紳士:「そういうことだよ。休日の焦燥感を感じたときは、それが体と心からの『補給のサイン』だと思えばいい。焦りは敵じゃなくて、メッセージなんだよ。『もう少し自分を大切にしてよ』っていう体からのSOSだと受け取ればいい」
モヤ子:「焦りはメッセージ……。なんかその言葉、メモしておきたいです。今まで焦燥感を敵だと思ってたけど、ただのサインか」
テキトー紳士:「適当に生きてる私でも、それくらいのことは言えるよ(笑)。あ、コーヒーのおかわりはいるかい?今日のブレンドはなかなかいいよ」
モヤ子:「いただきます!あ、今初めて、このコーヒー本当に美味しいなって思えた気がします。今まで飲みながらスマホいじってたかも」
テキトー紳士:「それが一番大事なことだよ。美味しいコーヒーを、美味しいと感じながら飲む。これだけで今日は十分だ」
休日の焦燥感を手放す、4つのヒント
「休む」に許可を出してみよう
真面目な人ほど、休日に休もうとしても「こんなにぼーっとしていていいのか」という罪悪感がついてまわる。でも冷静に考えてみると、休暇は労働に対する正当な権利であって、何かを「頑張った報酬」じゃない。疲れていなくても、何か達成していなくても、休んでいい。まずは「今日は何もしなくてよい」という許可を、自分自身に与えることから始めてみよう。
具体的には、朝起きたときに「今日は特に何もしない日にしよう」と意識的に決めてみること。予定を立てないことが不安な人は、「何もしない」を予定に入れてしまうのも一つの手。「14時〜17時:ぼーっとする時間」とスケジュールに書くのは、ちょっと笑えるけど、実は効果的。予定として存在することで、ぼーっとすることへの罪悪感が薄れてくる。
また、休日に達成リストをつくる人も多いと思うけど、あれ、けっこうしんどくなりやすい。「筋トレ・読書30分・部屋の掃除・自炊」とか書いてあって、全部こなせた日ならいいけど、崩れた瞬間に一気に「今日もダメだった」モードに突入してしまう。リストがある分だけ、ジャッジの基準が増えていく。だから休日のタスクリストを手放してみるのも、焦燥感を減らすための大切な一歩。最初はソワソワするかもしれないけど、それが普通。その「ソワソワ」が自分の癖の強さを教えてくれてる。
考えてみれば、休みの日に「うまく休む」「いい感じに回復する」を目指すって、それ自体が一種のプレッシャーだよね。休めてるかどうかをジャッジする時点で、もう休めていない。だからまず「今日は何点の休日だったか」という評価自体をやめてみることが大切だと思う。休日に点数なんてつけなくていい。むしろ「採点禁止デー」にしてみると、気持ちが少し楽になるはず。最初は馴染みがなくて違和感があるかもしれないけど、慣れてくるにつれてじわじわと効果が出てくると思うよ。
私が試してみて驚いたのは、「何もしない日」を意識的に作ると決めたとき、最初の数回は体が言うことを聞かなくて、結局何かを始めてしまったこと。でも毎週続けていくうちに、だんだん「あ、今日は休んでいい日だ」って体が覚えていくようになった。習慣化までに時間はかかるけど、「許可を出す」練習を続けることで、ちゃんと体と心が応えてくれる。焦燥感から解放されるのは一朝一夕じゃないけど、まずは「今日はゆっくりしてよかったんだ」って自分に言い聞かせることから始めてみてほしい。
SNSを見る時間を意識的に減らしてみよう
休日の焦燥感の大きな原因のひとつが、SNSの見すぎ。友達のキラキラした週末、インスタのおしゃれな旅行写真、Xで流れてくる「副業で月10万稼いだ」報告。それらは全部、各自のハイライトだから、日常のぐだぐだな部分は含まれていない。でも毎日それを見ていると、無意識に「みんな充実してるのに、自分だけ何もしていない」という比較モードに入ってしまう。
実際にやってみてほしいのが、休日の朝、起きてからの1時間はスマホを見ない、というルール。特にSNSは見ない。代わりにお茶を飲む、窓を開けて外の空気を吸う、なんとなく音楽をかける。それだけで、休日の最初の入りがかなり違ってくる。朝にSNSを見てしまうと、起床直後から比較モードに突入してしまい、一日中モヤモヤした焦燥感を引きずることになりやすい。
SNS断ちを試みて「無理だった」という人も多いと思うけど、完全にやめようとしなくていい。見る時間を決めて、それ以外は見ない、くらいで十分効果がある。「昼食後の15分だけ」「夜のお風呂上がりだけ」みたいに窓を作ることで、SNSに振り回される時間がぐっと減る。スマホのスクリーンタイム機能を使えば、実際に何時間費やしているか可視化できるから、一度チェックしてみると「こんなに見てたの!?」って驚くかも。
あと個人的におすすめなのが、フォローリストを見直すこと。自分が見るたびに「あ、すごいな自分には無理だな」って思ってしまうアカウントは、そっとミュートしてしまうのがいい。フォローを外すと角が立つかもしれないけど、ミュートなら相手に気づかれないし、自分のタイムラインが整理される。休日に比較を促すコンテンツが流れてこなくなるだけで、焦燥感のレベルはかなり変わってくる。SNSはあくまでも自分のためのツールであって、自分を苦しめるためのものじゃないから。
私がこれを実践したとき、最初の週末は「SNS見ないと何すればいいんだろう」って手持ち無沙汰だったんだけど、2週目くらいから「あ、今日何も比べてないな」って気づいた。焦燥感が少し薄れてて、純粋に自分の時間を楽しめた感覚があった。SNSに費やしていたエネルギーが自分に返ってくる感じ、ぜひ試してみてほしい。
焦りが出てきたら「ただ眺める」練習をしてみよう
焦燥感が出てきたとき、多くの人がそれを打ち消そうとするか、その焦りに従って何かを始めようとする。でも、テキトー紳士が言っていたように、焦りと戦おうとするとかえって焦りが強くなることがある。感情は戦えば戦うほど、こじれていく。
おすすめなのが、「焦りが出てきたな、面白いな」と、一歩引いて観察する練習。「あ、また焦燥感くんが来た」みたいに、少しユーモアを持って眺めるくらいの感覚。焦りは自分じゃなくて、自分の中に浮かんだ雲みたいなもの。雲は自分が追い払わなくても、そのうち流れていく。この視点の転換が、ものすごく効果的だった。
難しく聞こえるかもしれないけど、やることはシンプル。休日に焦りを感じたら、まず深呼吸を3回。そして「いま何を感じているか」を頭の中で実況してみる。「なんか落ち着かないな」「時間を無駄にしてる気がしてる」「SNS見たら余計モヤモヤした」みたいに。言語化するだけで、感情と自分の間に少し距離ができて、飲み込まれにくくなる。
これを続けていくと、「あ、私は月曜日が近づくと焦燥感が強くなるんだな」「夕方4時くらいが一番不安になりやすいな」みたいなパターンが見えてくる。パターンがわかると、「また来た」で済ませられるようになってくる。自分の感情の癖を知ることって、思った以上に心を楽にしてくれるんだよね。
最初は「観察なんてできない、もう焦りに飲み込まれてる!」ってなるかもしれない。それでも大丈夫。飲み込まれながらも、「あ、今飲み込まれてるな」って気づく一瞬があれば、それが観察の始まりだから。完璧にできなくてもいい。休日に焦燥感を感じるたびに、少しずつこの練習を積み重ねていくことで、だんだんと「焦りに動かされない自分」ができあがっていく。
休日の「ゴール」を変えてみよう
休日の焦燥感の根っこには、「休日に何かを達成しなければならない」という無意識の設定があることが多い。仕事では成果を出すことが求められるから、その癖が休日にも持ち越されてしまう。だからまず、休日のゴールそのものを変えてみることが大切。
新しいゴールの設定例としては、「今日、一回でも美味しいと感じたらOK」「外に出て一度でも気持ちいい風を浴びたらOK」「誰かと笑ったらOK」みたいな、めちゃくちゃ低いハードルを設けてみること。これはバカにしているわけじゃなくて、「成功体験の基準を下げる」という意味がある。達成感って、目標と現実のギャップが小さいほど感じやすい。だから高すぎる目標を持ち続ける限り、永遠に「足りない感」は消えない。
実際にこれを試した友達は、最初は「そんな低い目標意味ある?」って懐疑的だったんだけど、「朝のコーヒーが美味しかった、今日の目標達成!」って感じられるようになってから、休日の充実感がじわじわ上がってきたって言ってた。完璧な一日じゃなくても、小さな「良かった」を見つける練習が、焦燥感を和らげることにつながる。
また、「何もしない」と「のんびりする」は別物だということも意識しておきたい。「何もしない」は義務や目標がない状態で、これが怖い人は多い。でも「のんびりする」は、自分の好きなリズムで過ごすこと。好きな音楽をかけてごろごろしたり、特に目的もなく本をパラパラめくったり、散歩しながら気になるものを見たり。これは「何もしていない」んじゃなくて、「自分のペースで存在している」ということ。この言葉の切り替えをするだけでも、休日の過ごし方への罪悪感がかなり薄れると思う。
休日の焦燥感に長年悩まされてきた私が一番効いたと思うのは、やっぱり「ゴールの再設定」だった。「今日は充実した休日を過ごす」じゃなくて「今日は自分が心地よいと思う何かを一つ見つける」に変えた。そうしたら、夕方になっても「今日もダメだった」じゃなくて、「今日のお昼ごはん、美味しかったな」で終われるようになった。それだけで、月曜日の朝の重さが少し違う気がする。
モヤ子の気づき(番外編)
テキトー紳士と話してから、少しずつ休日の過ごし方が変わってきた。
まず最初にやったのは、「今日は何もしない日」を意識的に作ること。最初は本当にソワソワした。昼の12時を過ぎても何もしていないと、「このまま一日が終わったらどうしよう」って焦燥感が波のように押し寄せてくる。でも「来た来た」って眺めるようにしてみたら、意外と30分くらいで引いていった。
お昼ごはんをゆっくり作って食べた。特に何も考えずに、ただご飯を食べた。その後、読みかけの本を少し読んで、疲れたので昼寝した。夕方、散歩に出たら空がきれいで、なんとなく写真を撮った。SNSには上げなかった。ただ自分の中に残した。
夜になって振り返ったとき、「何もしなかった」とは感じなかった。「静かな一日だったな」って思えた。それって今まで全然なかった感覚だった。焦燥感に追い回されていた頃は、一日の最後にいつも「足りなかった」感があったのに、その日は「ちょうどよかった」って思えた。
焦燥感を手放すって、何かを積み上げることじゃなくて、何かを降ろすことなんだと気づいた。「もっとやらなきゃ」「もっと充実させなきゃ」っていう重いものを、少しずつ降ろしていく作業。それはテキトー紳士の言う「適当でいい」に通じるものがある気がして。適当って雑なことじゃなくて、必要以上に力まないってことなのかも。
休日の焦燥感、まだ完全には消えてないけど、「来たな」って思えるようになってきた。それだけでも、かなり楽になってきた気がしてる。焦りを感じるたびに「これは体からのメッセージだ」って受け取れるようになったから、焦りと戦う必要がなくなってきた。少しずつだけど、確実に変わってる。
まとめ
休日の焦燥感は、真面目で誠実な人ほど感じやすい。仕事でのパフォーマンスモードが休日もオフにならず、ずっと自分を採点し続けているから、体は動いていても心は全然休まらない。
でも、休むことは怠けることじゃない。エネルギーを補給することで、また動き出せる。何かを達成しなくていい、誰かと比べなくていい、ただ今日を生きているだけで十分。そんな許可を自分に出せるようになることが、焦燥感を手放す第一歩だと思う。
完璧な休日なんてなくていい。コーヒーが美味しいと思えた瞬間があれば、それで十分な一日。テキトー紳士の言葉が、ちょっとずつ心に染み込んできてる今日この頃。ぜひ他の記事も読んでいって、一緒にモヤモヤを解決していこうね。
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